【前編かも?】30代半ばの人間が人生について考えているか?を考えてみた
僕は小学生の頃にクルマに強く興味を持った。
F1・レース・ラリーとか、とにかくカッコいいな!と思って、どんどんハマって、最終的にドリフト走行というのに強く、強く興味を惹かれた。
家系的にも、父は自分で好きなクルマに乗って、自分でチューニングして乗っていたようで、全盛期の写真も見た。
それに興味を持った兄(腹違いで12歳・ひとまわり上)が、ドリフトするためのクルマに仕上げて乗っていた。
小学5年生の週末の夜、すでに興味があった僕は、兄のクルマに乗せてもらい、初めてドリフトを助手席で体感した。
価値観がさらに変わり、自分もそういうクルマに乗れるようになりたいと思った。
16歳の誕生日、その日に原付の免許を取った。
初めて買ったバイクはスーパーカブ。
クルマが好きなら、バイクも好きになる人の気持ちをわかってくれるかな。
現実的にクルマを所有・乗ることもできない僕には、初めてエンジンが付いている乗り物を自分が所有することになった。
もちろん、ハンドルは社外品だったけど、マフラーはRPM管に変えて、CDIは…(以下割愛)
父の助言をもらいながら、アルバイトで稼いだお金でパーツを買い、自分で装着しては、まだ足りない…みたいな高校生活で、次第にクルマ・バイクの整備士という仕事に興味を持った。
自分で組み込んで、実際に走らせた時の感動は実感済みだ。
天職じゃねーかとまで思って、高校2年までバイク・クルマのことで頭がいっぱいだった。
しかし、高校2年の終わり頃。
親友とも言える友達が「この曲、カッコいいよね。俺らもやってみない?」と。
もちろん、バイク・クルマばかりが好きだったけど、好きな音楽は「パンク・メロコア」みたいな感じ。
ちょっとだけやかましい音楽に、いい感じにハモリとかある感じ。
当時は、ハイスタ・モンゴル800・B-DASH・GOING STEADYがとにかく流行ってた。
カッコいいとは思ってたけど、実際に演奏する側のことは考えてなく「できるはずないやん!」と言っていた。
が、親友の願望というか、多少はやれたらカッコいいなと思っていた僕は、とりあえず形からと思って、友達からギターを借りてみた。
「ギターってどうやって弾くん?」って、そんなレベルで、何をどうすればいいかもわからん。
エレキギターは思っていた迫力のある音でもなく、生音の「ビィーーーン」みたいな音しか鳴らない。
そうか、あの後ろのスピーカーに繋げて音を出しているんだもんな。
同じく親友が我が家にビデオを持ってきた。
【AIR JAM2000】のビデオだ。
これがすごい。びっくりした。
何千?何万人の前で、それぞれのバンドが演奏して、観客が観客の上を転がっている。
そして、最後のHi-STANDARD。
「これがライブか!」
僕の7年間が一気に変わった瞬間だった。
それからは、見様見真似で練習、先輩・友人にも教えてもらって、カッコつけて学校にもギターを持っていった。
高校3年生、僕は初めてライブをした。
お粗末なギター、コーラスもなんとかしながら、ライブを知らない友達をかき集めてライフバウスでライブをした。
めちゃくちゃ緊張したけど、めちゃくちゃ気持ちよかった。
毎月ライブをした。
友人は「このメンバーで東京行ってバンドやろうや!」と言った。
僕は信じた。
時は過ぎ、就活の時期。
田舎出身なので、大学の選択肢も少ない学校で、高校卒業後はすぐに就職、がド定番。
小さな町だから世間体も考えて、これまでに親戚一同が考えていたであろう「クルマに関わる仕事」に面接を受けに行った。
イエローハット。
落ちた。
それでいいと思った。
”俺は東京に行ってバンドマンになる!”
これしかなった。
友人に報告、これで東京に行くキッカケができた!と。
友人A「本気だったの?」
友人B「俺、彼女いるし」
僕はウソだと思いながら、後にも引けずにいた。
高校卒業後、東京に行くために時給660円のアルバイト(飲食・居酒屋)を週6・10時間ほど頑張って、なんやかんやあっ(ここも割愛)
翌年8月、19歳にして上京することができた。
バンドをするためには何をすればいいか?
何もわからない、初めての土地でメンバー募集さえもわからない日々を過ごした(時給900円の居酒屋でアルバイト)
mixiを活用した。
何度も募集した人間と会っては、何度も別れもあって、上京して2年はバンド活動的なことは何もできなかった。
21歳の夏、とある人間と出会えた。
そいつとバンドを組んだ。
その後、メンバーチェンジもありながら、9年間バンド活動をしてきた。
CDを全国流通できるところまで歩んできた。
しかし、活動を休止した。
メンバー間の意見の違い・年齢・脱退、色々あるけど、そこで休止した。
再開するかは今でもわからないけど、同じバンドメンバーはメジャーで今も頑張ってる。
バイト(飲食・居酒屋)をしながら生計を立てていた僕は、飲食の道で進もうと考えるようになった。
31歳、これが人生だったのかと思いながら、僕はなんだかんだ料理することが好きだったため、覚えも早く、センスもあった(自分で言うな!照)ことで、すぐに就職もできた。
お店を任されることになったが、何かしっくりこなくて断った。
何がしっくりこなかったかは、今では理解できるけど、その時はわからなかった。
そして、今現在は無職、先月8月に退職。
今は有給消化中。
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ここまで読んで頂いた人がいれば、本当にありがとうございます。
前提として、自分のことを話していた方がいいかな?と思って、つらつらと書かせて頂きました。
ちょっと長くなってしまいましたが、、
もし、何かしら興味があれば、続編を覗いて頂けると嬉しいです。
前編はここで終了。
ありがとうございました!
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