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湯を沸かすほどの熱い愛

最高!最高!!最高!!!さ!い!こ!う!
涙無くして観終えることができなかった。それくらい、"湯を蒸発させるほどの熱い愛"

中学生の1人娘安澄とその母親ふたば、2人は平凡な日常を送っているのだが、、、という内容。(これ以上はどう説明してもネタバレに)
とても内容が濃くて、瞬間瞬間に心を揺さぶる描写がある。ラストにつれて、つれて、つれて、、、目頭が熱く、もちませんでした。

学校に行きたくないと言う娘に対して、何としてでも、学校に向かわせるふたば。無責任にそんな行動を取っているのではなく、帰りを誰よりも心配していた。ふたばの育ちもかなり影響しているのだと感じた。

特筆すべきは、父親の雰囲気!とてつもなく不器用で、適当なんだけど心配性で。ストレートしか投げれないのに、なかなか投げないみたいな。そんな父親がふたばをちゃんと愛していて、その愛を叫んだ瞬間、泣きました。

糸が絡み合っているようでしっかりと纏まっているようなそんな家族が素敵でした。亡くなってしまった人には愛を伝えることは出来ないのだけれど、もらった愛はしっかりと形を持っていて、温かく残っている。愛を教わって愛を捧ぐ。そんな家庭を自分も築いていきます。

誰だって死にたくないって、大丈夫なわけないって、、心に響く、、、

『不思議な人です。あの人の為ならなんでもしてあげたいって思うと言うか。多分それってその何倍もしてもらってるって、思えてるからなんじゃないかな。』

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