住みながら直す。空き家のリフォーム、DIY優先度
古屋付き物件、100万円。
場所は都心から2時間ほど。まあまあ、立地は悪くないな。でもこの古屋付きっていうの、どうすればいいんだろう。。
二拠点生活や、田舎暮らしを夢見る人なら、一度は不安になったことがあると思います。
こんにちは、週末オフグリッドの人こと、ゆきちゃんです。
私たちは夫婦で実際に5年前に古屋付き物件を買って、直しました。ずばり住みながら直せばいいのです。
というわけで、ここから直すといいよ!という優先度を勝手にランキングで書いてみました。
第一位「床の基礎と底板」を業者に頼む
買った当初の我が家のキッチンです。湿気で床が抜けて、ところどころ白いカビがあります。踏み抜いてしまいそうで危険ですね。虫も沢山います。
とりあえず、床がないと家とはいえない危険地帯なので、まずは床を何とかしましょう。
我が家は、この床の基礎と床板を、リフォーム会社に頼んで一気に張り替えてもらいました。フローリングは敷かなくても構いません。そこは、後で自分達でDIYで出来ます。
こういう危険な作業は大人しくプロに任せましょう!床の基礎や床板の水平が取れていないと大惨事なので、技術が要るところは、外注した方が無難ですよ。
第二位「壁を塗り直す」
…え、壁なんて、後でもよくない?
と思うかもしれませんが、これが絶対に第二位です。
古屋って、誰かさんが使ってた家ですよ。あんなシミや、こんなシミが、そこらじゅうにあるのです。
壁を塗り直すだけで、一気に新築みたいになるので、ぜっっったいに、お勧めです。テンションあがります。しかも、DIYでできちゃいます。
ロハスウォールさんの漆喰で、家中まるごとぜーんぶ塗ってしまいましょう。ロハスウォールさんは、塗り方教室や、一年間漆喰塗り道具をレンタルしてくれるサービスまでやっているので、おすすめです。
寝室〜リビング〜キッチン〜風呂場までやって、週末だけでだいたい一年間かかりました。シーリングや下塗りの工程が多いので、早めに着手しましょう。
ブルーシートの上で寝袋敷いて、一年間寝泊まりでした。
第三位「トイレのリフォーム」
次はコレ。トイレね。
トイレがないと、宿泊がしんどいです。初めのうちは、伊豆まで毎回往復日帰りでした。やむを得ず泊まるときは、携帯トイレを持って行ったり、街のコンビニで朝飯を買ってトイレを借りたりしていましたが、まあしんどいですよね!
で、うちのトイレがこれだった。
浄化槽もないし、これじゃあどうにもならん!と思い、やむなく庭仕事ひろばさんのコンポストトイレを置きました。
太陽光でまわるファンをつけられるので、オフグリッドでも臭いがせずに使えます。まあ、ファンなくても思ったよりは臭わないのですが、食卓にワイルドな臭いが漂ってくるのは避けたいので、ファンありがオススメ。
後は、好きにやってよい。
ここまでやれば、普通に住めますね。
床と壁とトイレがあれば、生きていけますよ!なので、この先はお好みです。うちの順位を書いておきます。
第四位「屋根の葺き替えを業者に発注」…雨漏りとか起こしたら家の寿命に関わるから
第五位「DIYウッドデッキ設置」…庭で作業しやすくなるから
第六位「庭のDIY敷石設置」…庭を歩きやすくなるから
第六位「風呂の太陽光取り付け」…風呂はしばらく日帰り温泉でいいから、優先度は割と低かった
番外編「庭の雑草処理」
実は、庭付きセカンドハウスに永遠につきまとう作業があります。それは、庭の雑草処理。DIYをやりたくても、最初の三年ぐらいは、夏の間はほぼ庭仕事をするハメになります。
もしリフォームのスケジュールを立てるなら、この庭仕事も入ってくるので注意です。草刈機はあるといいですね!
で、いくらかかったの?
ここまでやって、家込みでちょうど500万円です。高いですか?安いですか?
私は安いと思います。もう我が家は、家のローンを組む必要はありません。平家なので、ある程度は自分達で直せますし。仕事がなくなっても、ここでゴロゴロしてれば光熱費タダなので、生きることはできるでしょう。
オフグリッドセカンドハウスは、どんな保険よりも、安心感を与えてくれます。
費用一覧をスプレッドシートにまとめているので、もしお金が気になる方がいたら、ご確認ください。
オフグリッドならば、床と壁とトイレがあれば生きていける!これを皆さんに伝えたいです。悩み多き現代ですが、生きるのはとってもシンプルなことなんですね。
何かの参考になれば幸いです。ではでは。