学校に行かなくても子どもがめちゃめちゃ勉強してる話
こんにちは、週末オフグリッドの人こと、ゆきちゃんです。
昨年伊豆に移住して、週に2回ぐらい出社&普段はテレワークの生活です。
上の子は一度も普通の学校には行かず、地域のオルタナティブスクールに通っています。
オルタナティブスクールの生活は(子どもにとって)最高です。そのことについては、別記事をご参照ください。
めちゃめちゃ勉強してる?!
私は、誤解を恐れずに言えば、世の中のだいたいの問題の原因は、学校教育が今の世の中に全然合ってないからだと思っています。
なので、誰か一人でも「学校以外の選択肢もあるんだ」と知ってもらえたらいいなと思っています。
で、ぶっちゃけ、学校以外の選択肢がありえないと思う理由って…
勉強はどうするの?
ってところだと思うんですよね。
大体の親は、我が子がしっかり勉強して、スポーツに打ち込んだりしつつも、受験して、就活して、良い企業に勤める(とか医者になるとか何とか)のが子育ての成功だと薄っすら思っています。
周りのワーママさんも、中学受験するかしないか、どうやって勉強の習慣をつけてやるかの話題で持ち切りです。
で、オルタナティブスクールに行ってる我が子は、いわゆる授業も受けてないし、塾もくもんも行かないし、毎日暇さえあればゲームばっかりやっています。
だけど、めちゃめちゃ勉強しています。
例えば、こんな感じです。
ゲーム感覚で同じ部首の漢字を30個暗記
どうやら、オルタナティブスクールで部首の漢字対決をしているようで。
常用漢字以外もお構い無しで、ひたすらにんべん、さんずい、草かんむりなどの漢字を誰が一番書けたかを競っています。
「化、仆など、右側がカタカナの漢字を関連して覚えるんだよ」
みたいに、覚え方も工夫しているようです。
一番面白いのが、
大人のスタッフもガチで参加している
というところ。容赦なく50個ぐらい書くみたいです😂最高すぎる。
「今日は30個書いて2位になれた!」
とか、いつも楽しそうに報告してくれます。
パプリカの歌で九九をいつの間にか覚えてた
あのパプリカです。ちょっと前のNHKの、米津玄師さんのアレ。子供が勝手にマネして踊るやつ。
九九はパプリカのメロディーに乗せて、一瞬で覚えてました。YouTubeで「パプリカ 九九」で検索すると出てきますね。
2年生の山場も、難なくクリアしていました。
計算バトルをしている
更に100マス計算が流行ってるみたいで、いつも漢字ノートのマス目を使って、誰がどれだけ計算を早くできたか、計算バトルをしているようです。
足し算や引き算、最近は二桁の計算もやっているみたい。頻繁に替えのノートを買わされるので、結構な頻度でバトルしてる感じがします。
本当の基本の基本はトドさんすうというアプリで覚えてましたが、桁の概念が分からないなど、あまり身についてませんでした。
バトルするようになってから、計算が早くなっています。
いつの間にかローマ字をマスター
これ、娘のYouTubeチャンネルなんですが、文字をローマ字で打って入力したようです。(良かったらチャンネル登録お願いします。毎日アクセス解析を見て閲覧数をカウントしています😂😂😂)
ローマ字の表だけ紙に書いてあげていたら、いつの間にかアルファベットを覚えて、入力まで出来るようになっていました。
オルタナティブスクールでもゲームが好きな子が多いので、キーボード入力はマストのスキルのようです。
それに影響されて、いつの間にか覚えてきました。
こうやって書いてみると、結局国語、算数、英語をカバーしてますよね。ほとんど遊びの中で覚えてるのがすごいです。
というか、「楽しい」と思ったことは凄い勢いで吸収していくことを目の当たりにしています。
人は遊ぶためには大いに学ぶ
この毎日の成長を見て、今の時代に合った勉強ってこういうことなんじゃないか、と感じています。
ゲームを代表とした現代社会の高度な遊びを大いに楽しむには、結局めちゃめちゃ勉強することになるんです。
親は本やノートを買ってやるとか、アプリを入れてやるとか、聞かれたことを教えてやるとか、学ぶための支援はしますが、もはや未知の世界なのであまり口出しはしていません。
勉強の時間を決めるとかもしていません。
勝手に何かを覚えてくる我が子を楽しく見ています。
何歳までに◯◯したほうが良い、とか、将来◯◯をやっておくと役立つ系は、もうガン無視です。
むしろ、◯◯をやってなくて苦労して死ぬほど悔しくなる、みたいな経験が人生には必要だと思っているので。
知識を身につけるための法則
私はざっくり言うと、本業では人にものを教える仕事をしています。ただ、結局同じ内容のカリキュラムを作っても、学べるかどうかは受講者次第です。
そんなこと言ったら元も子もないけど…
知識を身につけるための法則は、
業務や生活の中で利用するイメージを持ちながら学ぶ
自分の立場に当てはめながら、適宜質問をしながら興味を持って聞く
身体を動かす(実践したりアウトプットする)
このあたりなので、
いつ役に立つか分からない授業を聞く
みんなの前で質問すると目立っちゃって恥ずかしい
ひたすら座ってる
というスタイルが主流の、学校の授業が身につきづらいのは、もう仕方ないことです。
学びで最も大切な「受講者の主体性」よりも、教えるべきカリキュラムをこなさないといけないですから。
なので、オルタナティブスクールの学び方はすごく理にかなっているなぁと思います。というか、例えスクールに行ってなくても、ホームスクールでも、こういう学び方はできると思います。
何か特別なモノが要るわけではなく、必要なのは、子どもの興味などを主体にして、それに関する知識を大人が教えてあげる、という心構えだけです。
人はもともと学ぶことが好き
勉強することは、本来は喜びで、人は誰しも勉強したがるものだと思います。
この記事を読んで、学校に行ってなくても子どもは勉強したがるんだなぁ、むしろめちゃめちゃ学ぶんだな、ということを知ってもらえれば幸いです。
オルタナティブスクールやホームスクールを検討してる人も、大丈夫ですよ!親の心構えだけです。
あわよくば、学校以外の選択肢を選ぶ人が増えたらなぁとも思いますが、それはまた別の話で!
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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