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男性が女性専用車両に間違えて乗ってしまったときの効果的な対処法第37位


電車で通勤してるのですが、乗り換えで無駄に歩きたくないですよね。私は、乗る路線は階段の位置とかを覚えてて、階段の近くのドアから乗るようにしています。


今は、女性専用車両の一つ手前の車両の女性専用車両側の扉が、それなんですね。


先日、そこで電車待ってたんですけど、なんか女性比率高いような気がして周り見回したら、比率高いどころの騒ぎじゃなくて、私以外きれいに女性だったんですね。


いや、ここでこんな並ぶんなら女性専用車両どうなってると思ったら、そこが女性専用車両の並ぶとこやったんですね。


恥ずかしかったんですね。でもまあ乗ってなかったからよしとするかと思ったんですけど、ふと思い返すと以前間違えて女性専用車両に乗ってたことあったなと思い出しました。


その時の私の対処法が手前味噌ですが、効果的だなと思っていて、強いて順位をつけるなら37位くらいかなと思ったのでシェアしようと思った次第です。


その日は夏の暑い日でした。いつもなら一駅くらい歩くんですけど、最寄り駅に着いた時点で汗が滲んできまして、このペースで汗をかき続けると目的地に着いた頃には大変なことになるはずだと瞬時に判断して、一駅だけ電車に乗ることにしました。


比較的本数の多い路線だったので、ちょうどタイミングよく電車がきました。この路線も、駅の階段の位置などは把握してたのですが、乗るのが一駅だけってことと、暑くてとりあえず少しでも車両で涼みたかったこともあって、近くの車両に何も考えずに乗り込みました。


私は扉に向かって立っておりまして、もうそろそろ、駅に着くというところで、立っている私の隣におばさまよりはお婆さま寄りの、おばあちゃんと呼ぶにはまだまだ失礼な雰囲気の女性が来られました。


異様に私との距離が近かったのですが、目的の駅は割と乗降客の多い駅なので、その方も降りるんだなと特に不思議に思うことはありませんでした。


すると、その方が私の肩をとんとんと、叩いてきました。あいにくイヤホンをしていたので、なんと言ったのかはわからなかったのですが、何かを私に対して言っていました。


イヤホンを取ろうとしたのですが、女性が諦めたように、扉に貼ってあるステッカーを強く指差しました。そこで、ようやく私はこの車両が女性専用車両であることを認識しました。


女性はもう言葉で説得することは諦めて、何度も女性専用車両と書いてある扉のステッカーを指差し私に目で訴えてきていました。


どっちみち私は次の駅で降りるつもりなので、着き次第降ります、とか、言えばいいですし、もちろん謝ってすぐに隣の車両に移ったりすればいいのですが、咄嗟のことでどう対応するのがベストなのかわからなくなっていました。


そこで私はイヤホンをしていることを逆手に取って、何が逆手なのかわかりませんが、聞こえてないのではなく、言葉がわからない振りをしようと思いまして、その女性に降り際に、


「オー、ソーリー」って言って降りました。


その時期はまだ外国人観光客多い時期だったので、外国人の振りをしてやりました。効果的なランキング37位なので強くおすすめはしません。ちなみに、私の顔はめちゃくちゃ日本人顔です。

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