めちゃくちゃインプット期
最近、自分にしてはいろいろな作品(本、漫画、アニメ、映画、ドラマ等)に触れている。
「自分にしては」と言ったのは、私はとにかく手を付けるまで時間がかかる人間だからである。みっちり予習をして臨むからというわけではなく、そのコンテンツに触れるまでになんとなく心構えを必要としてしまう。無意識に作品との間合いをとっているようだ。
買ってきた漫画やゲームを何か月か放置したのち開き「自分はこんなに面白いものをずっと寝かせていたのだな…!」と思うこともザラであるが、「もっと早く見ればよかった」と後悔することはほとんど無い。なぜなら、作品を受容するのに充分な意欲と余裕を持し、間合いを取り払った「インプット期」こそ、己がその作品に没入するのにベストな時期だと考えるからだ。簡単に言えば、世間から見て早かろうが遅かろうがハマったときが一番良いときということである。同じ作品に触れても、自身のコンディションが違えばそこまで心に響かないかもしれない。
それでタイトルにある通りだが、現在そんなインプット期が到来し、作品鑑賞に対して積極的になっている。と言っても自分が普段同時進行で履修できるキャパがかなり狭い自覚はあるので、たいていの人は普通に受容できる情報量なのかもしれないが。
なにより、時間無しにはできない趣味だ。いま自分はインプット期なのだという認識が時間的な余裕のあることを感じさせ、精神的な余裕に繋がっていってるような気がする(でもちょっと軽躁状態の可能性もあるので様子見)。
ともあれ、あまりに久々の感覚なので思わず書き残したくなり記事にした。
今年は早々から同人誌制作などアウトプットな作業が多かったので、小休止となっている今、楽しいと思えるものを楽しく思えるタイミングで吸収して引出しを増やしておきたいと思う。一度自分のモノにした知識や感覚はいつかどこかで身を助けるかもしれないですからね…!