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「派遣社員あすみの家計簿」読了

作品「派遣社員あすみの家計簿」
原作:青木 裕子さん/漫画:雨野 さやかさん

とても良い作品に出会えたと言いたく、また過去の自分に何故もっと主人公のあすみの様にがむしゃらになれなかったのかと後悔の念を抱きました。

あらすじは、大手会社の正社員で勤務していたあすみが寿退社をすることになったのですが、婚約者が突如疾走してしまい残されたのは家賃、カードの支払いなどなど。そこから家計簿をつけていきながら新しい出会いや環境に出会いながら立ち向かっていく…

と言った内容です。
恥ずかしながら幼少期から金遣いが荒いもので社会人になっても自分自身変わりませんでした。貯金をしても続かなかったり、すぐにご褒美を買ってしまったり等、無計画に使っていました。自分自身も退職経験がありましたがただただ時間に身を任せながら、どのようにしたら補助を貰えるのか、ハローワークに行き登録をした後にどのように動くと良いのか等あまり調べていない時もあり、それらを調べていても勘違いをして動かずにいて自分で自分の首を絞めたりなどしていました。

この作品の良い所って、微妙に現実的だなと思うところがあります。自分の中で特に強く印象に残っているのは、まとまったお金を貸してくれることって無いと言うことや(作品内では結果的には解決するのですが)、あすみが特に動いていることです。がむしゃらに進んでいる描写や、その内容はもしその立場になったら活かすことができることもたくさん載っていて転職活動時に必要な知識だと思います。

全3巻と読み切りやすい冊数ですが、中身は個人的にはぎゅっと詰まった素敵な1冊だと思っています。もし機会があれば読んでみてください。

#マンガ感想文

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