「おにつか、最後の半日」
鬼、バイトやめるってよ
「しょうなん?」
おもわず口腔内のバクシーシ、もとい爆走族がキレた、
つーか、噛んだ、うっすらとちのあじ
食堂はとっくにがらがらで
おれたちはさんびきのがらがらどんじゃら
ほいほいゆうちょるき、だいがゆうたかわからんきのう
現実は積み重ねた多寡のわらしもづく
ひろすぎるうちゅうにてわたしたちが、ち、え、づ、
きんぴかマールボロ、円相はいつだって不協和音
ハイ吸ってはいて、はいて捨てられて
桂浜も百道浜もそがい差はマウントとられてバッテン
で、
鬼バイトやめるちほんとね?
690円握りしめてユカタン半島の奥地ばゆっかなったらしいて
いうんもあれじゃが、ロッくなことせんばい
とっきょとりに東京ゆきまいて苦労しとりそうだがね
鋼のれんきんじゅつしてか、666円やったら悪魔のすうじぃや
ちぃ、流してもながしても唐変木に通せんぼされようぜおれた
ち、っともたてやせんやっせんぼ、トーテムポールうらやましかね
コーヒー冷めもしたもんで
いったんモーメントとりもすか
眼が、何バイトまでいっても
ゴミのようにくるくるまわる光