「目の前のつづき」
そこになければない、
でスライド
だって春だもん、苦吟、泳ぐのつらいです
フライデーナイトきみは従順に坂を下りけり
88鍵の狂ったnordみたいだ
った
目の前のつづきに
いまさら、なにもなくとも
うしなったゆううつと退屈のサイクルを
ただ、
ただ抱きしめているんだよ
そこになくてはならない
いかりをおろした船のまにまに
書き足したところでゆっくり座礁する
オートマチックに she がはかれてゆく
世界の壁を一枚ずつはがす
描いた
世界のきれはしにぎって
歩き出せ、わたしも、いまはまだ、気味の悪い未来も
ただ、
ただ、抱きしめてゆくんだよ