「いしをゆらす」

はか（い）した
いしをゆらす
あおあおとあえない予定が
いきるになってかげる
けつまくってさ
そのかお、
きらいじゃなかったんだよ

未来人に避雷針みたいなひとですねって
いわれた気がして、おもわずうすい頬をつねった
常なんびとたりとも踏み込めぬ絶対領域
どう息をつげばいい
倦怠期におちいりがちの現代詩
詮無い視座、スタンザ、スタンザに目がくらんだ
較ぶべくもなくつなぐラインは春とkill me,愛す

ワイド、シャッと
とりまとてもしまいたい
言い間違い以外のきみがいないきょうを

いきるとは、ゴヤのファースト・ネームを知りたいとおもうことだ
浦伝い、くらくない早朝にわたしたちは
ふらりふらり、ひとりふたり、さわぎながら帰ってくる

today is the killer.