2024.11.19 23:45
昨日の昼に母から連絡があってお婆ちゃんがそろそろ危ないかも、と連絡が入る。母は明日の昼の便で向かうという。僕は妻と昼ごはん食べながら祖母の現状伝えたりしていた。
僕はご飯を食べ終え新幹線や飛行機を調べていた。飛行機は高いし、新幹線は時間がかかって、みんなどうやって向かうかと気になり通知が溜まっていたLINEを開いたらさっき亡くなったと母が言う。
なんかあっという間というか、あまりにもふわっとしていて、あぁ、となる。少し忙しない感じで母がまた連絡します、と家族ラインで言う。葬儀の日程が決まるまで特に何も変わらないので、僕は僕の日常をそのまま進んでいた。
昼に妻が夜は豆乳鍋がいいと言うので、18時前にキッチンに行って用意する。大根を水の状態から煮て、立派な椎茸、牛蒡、つかいさしの白菜などを煮詰めて、YouTubeで見たレシピ通りに味噌を溶いて豆乳鍋を作った。適当に作った割には最後に入れた胡麻がいい仕事をしてくれた。
妻に亡くなったことを伝えるタイミングがなくて、ご飯を食べ終えて、Netflixのドラマシリーズを数本見終わった後に、妻が思い出したようにおばあちゃんどう?と聞く。僕は変わり映えない感じでなぜか、亡くなったよ、と簡単に返してしまう。
妻の出社の日でいつもより早いアラームが鳴り、身支度をする彼女の横で僕はゴミを集めて袋にまとめる。ゴミ捨て場までの途中、柿の木があってもうだいぶ色づいたなと思いながら歩く。角を曲がり杖をつき帽子を被ったおじいちゃんを追い越す。ごみステーションの近くで、いつも犬の散歩をご夫婦でしている2人が犬を撫でている。僕はカラスよけの青いネットを巡りゴミを捨てる。左手にきた柿の木をまた眺める。さっき追い越した杖をついたおじいちゃんの帽子を見ると、supremeの書体で、sashimiと書いていた。僕はお孫さんにもらったのかなとか勝手に想像する。
昼前に母から連絡があって葬儀の日が決まり、いついつ来るのか、だれとだれが、のような連絡が飛び交う。姉は仕事で通夜には行けないが葬儀にはとか。僕は結局、父と姉と合流して車で明日の深夜から朝にかけて運転して向かうことにした。嫁も一緒に行くと言ってくれたが、乗り合わせの関係で断ったりしていた。
夜になると孫一同で献花とか、昔の写真ないかなとか言うので過去の写真を遡って見ていた。コロナになった途端4年ほど会えず今年のGWに久しぶりにあったのが最後だったので満足するほどの写真はなかったが、撮っていてよかったなと思うだけましだなと考えるようにしたい。数日前から少しお腹の調子が悪い。来週も再来週も移動が続くので体調を崩さないようにしたい。