U.K小説『僕の嫁はスーパーヒーロー』第3話:浩!!マジ最凶!!!
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第3話『浩!!マジ最凶!!!』
浩が剛を倒したと言う噂は、学校中、そして他の高校にウイルスのように広まっていった。
実は剛なのだが、中学の時から有名なヤンキーで、全校の1番腕の立つ者達を手で紙をクシャクシャにするように軽々と倒して行ったと言う武勇伝があるのだ。
浩『あー...余計な事にならなきゃいいんだけど...』
何も起こっていない今でも、心臓の鼓動は早く脈を打つばかりだ。
学校が終わって、辺りが夕焼け色に染まった午後の帰り道。
浩『クソッ!!人生バラ色!!俺のお尻は桃色だっ!!!』
浩は意味の分からない発言をしながら、下に落ちていた石を蹴った。
カツン。
石が滑るように段差の角に当たって、奇跡が起こったかのように宙に舞っていった。
その小さい隕石は、浩に恨みでもあるかのように、強面のおじさんの頭を直撃したのである!!
ゴチーン!!!
何とも痛々しく悲惨な響きなのだろうか。
おじさん『イテェなコラァ!!!テメェか!ボウズッ!!!』
浩『ヒィィィィィィ!!!』
浩は今までにない、世にも恐ろしい物を見たかのような表情で叫びながら走り出した。
後ろからは物凄い形相のおじさん。そして、闘牛のようなガタイでドシドシと追いかけてくる。
浩『あ...』
浩が拍子抜けた声を出したのは、地面のアスファルトの地割れのw段差にwwひっかかったwwwからですwwwww
浩『結局こうなるんかぁぁぁあぁぁぁぁーーーい!!』
ドテンッ!!!
その転び方はゴロゴロ転がってダメージを分散させる方ではなく、ドミノがそのまま倒れるように全身ダメージを受ける転び方だった。
恐ろしい顔のおじさんはコチラではなく、別の方向を見てこう言った。
おじさん『!!!お嬢様!!探してたんですよ!!この後犯罪組織を撲滅させ....』
お嬢様?犯罪組織?何を言ってるんだ??浩は朦朧とする意識の中聞いていたがついに意識を失ってしまった。
END
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