おいしい瀬戸でちょっと一息

あけましておめでとうございます。3が日も終わり日常を取り戻しつつある今日この頃、午前中の仕事を終え、ぽかぽか陽気に誘われて外に出てみました。お目当ては宝屋清鶴さんの「いちご大福」。いつもは車で行くのですが、今日は家から歩いてみることにしました。お散歩の醍醐味は新たな発見があるということ。今回は偶然に出会ったシュガーバタークレープの「ウメタロー」さんと「いちご大福」の「宝屋清鶴」さんを紹介します。



シュガーバタークレープ専門店UMETAR0

この看板のおかげで営業中であることに気づきました。


注文窓口にはお客さんが絶えません。


瀬戸に引っ越してきてすでに半年、何度もお店の前を通りかかっても開いていたことは一度もありませんでした。それが今日に限ってお庭に人だかりが、庭に置かれたベンチにもカップルが座って美味しそうにクレープを頬ばっています。私も迷わず家族連れの後ろに並び、注文をしてみることにしました。


このランキングは大変参考になりました。

予備知識なしに立ち寄った私は一番人気の「シュガーバターホイップ有塩」を頼んでみました。小型のポケベルを渡されどれだけ待つのだろうと少し不安になりながら、お店の写真を撮り続けました。その間にも、お客さんが車でひっきりなしにやってきます。次にやってきた熟年カップルもメニューを指さしながら私と同じNo.1を注文し、安心したところでベルが鳴りました。


一番人気のシュガーバターホイップ

窓口で受け取ったクレープは、想像していたものよりパリッとしていて軽い!注文する前は食べ切れるかと心配していたのですが、これならぺろっといけそうです。ホイップクリームもさっぱりとした甘さで、あっという間に完食しました。

まるで砂糖菓子のようにとろけるような生地に感動し、お店の人にどうやって作っているのか聞いてみました。高温の鉄板で短時間に焼くので、時間がたつとしんなりしてしまうそう。その場で出来立てを食べてくださいとのことでした。喉が渇いたので向かいのローソンでペットボトルのコーヒーを調達し、いざ本来の目的地の和菓子屋さんへ…

宝屋清鶴

一番人気の「いちご大福」ののぼり

以前、「秋の赤津の窯の里巡りで出会った器」の記事でも紹介した「宝屋清鶴」さんに立ち寄るのはこれで3度目です。最初は夫が街を歩いているときに偶然お店を見つけました。何を買おうか迷っている時に他のお客さんに勧められたのが「いちご大福」、それ以来二人ともやみつきになりました。


「クラフト工房Lazuli」さんのプレートでいただきました。

いちごは大粒でとてもジューシー、いちごを包む「こしあん」量が控えめで決して甘すぎず、「いちご」と「こしあん」と「おもち」のバランスが絶妙。ここの「いちご大福」を食べたら、もう他のお店のものは食べられません。

宝屋さんの「いちご大福」のおいしさを探るべく、どんないちごを使っているのか聞いてみました。瀬戸でいちごは取れないので、を使っておられるとのことでした。「紅ほっぺ」は近くのスーパーでも売られているので是非試してみたいと思いました。

ショーケースに並んだ「いちご大福」

この日お店を訪れたのは午後2時半ごろ、売り切れを心配していたのですが、残っていてよかったです。私が二ついただいた後に、次のお客さんも二つ買っていかれました。やはり家族で召し上がる方が多いのですね。前回、年末の4時前に来た時は、ショーケースは空っぽでしたが、「もうすぐ出来上がりますが買いますか」と声をかけていただき、まだ暖かい「いちご大福」を持って帰りました。「いちご大福」はお店の人気商品1日に数回まとめて作っておられるようです。

グルメガイド冊子「おいしいせと」

冊子「おいしいせと」の第二弾、掲載店が増えました。

今回紹介したお店の情報は、観光協会発行の食をテーマにしたガイドブック、「おいしいせと」にも掲載されています。薄い冊子に89件のこだわりのカフェや個性あふれる飲食店、和洋菓子店が写真入りで紹介されており、引っ越してきたばかりの頃から穴場探しに重宝しています。まだ掲載されているお店の1割ほどしか制覇できておらず、これから少しずつまわるのが楽しみです。

「おいしいせと」は、観光案内所はじめ瀬戸市内各所に置かれています。またネットからPDF版をダウンロードすることもできます。皆さんも冊子を参考に、 「せと食べ歩き」の旅を計画してみませんか?


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