アンパンマンにおけるこども食堂の芽
最近、週4-5回、近所のこどもさんの入浴のお手伝いにいっています。
いまさらながら子どもを育てることは大変だなあと改めて感じていますが、なので親子さんが安心して暮らし続けていくことのできる仕組みづくりは本当に急務だなあと実感しています。
さて、そこで一緒によく見ている番組が、やなせたかしさんの「アンパンマン」です。
もう説明も不要なまでの「名作」ですが、何十年ぶりに集中的に見ていますと、
「へえ~」
と考えさせられることが多くあります。
今日はその1つ。
アンパンマンのなかでは、さまざまな食べものに由来する「なんとかマン」的なキャラクターがたくさん出てきますが、そうした「なんとかマン」が得意の料理を町内のこどもや大人に振る舞う場面がたくさん出てきます。
きまった建物や場所で行われるわけでもありませんが、大勢のひとが集まってワイワイがやがや会食する姿をアニメで見ていますと、
「これもこども食堂じゃね?」
なんて思ったりもします。
何かがあるから「こども食堂」や「居場所」というのではなく、地域の方々が自由に交わったり、得意なものをめいめいが持ち寄ったりするアンパンマンの描写は、こども食堂の根っこはこういうところにあるのかも知れませんね。
さて、今日もがんばるぞ!
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氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。