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低成長時代、人口減少時代のまちづくり

本日の『四国新聞』2025年1月29日(水)付の1面の見出しには「24年県人口 8504人減」とあります。

香川県が28日発表した県人口移動調査では、「現象は25年連続で、年間の減少幅は記録が残る1954年以降、過去2番目に多かった」とあります。少子化の影響で出生数から死亡数を引いた自然増減のマイナス幅が過去最大となり「人口減少に歯止めがかかっていない」。

多度津町での人口増減は258人と決して少なくありません。

移住定住で底上げというアプローチもありますが、現実には自治体間での人材の争奪合戦というのも一面の事実であることを考えれば、人口減少を事実として受け止め、社会全体が縮小していくことを前提に、それを逆手にとった「成熟社会」へのスライドも必要ではないかと思います。

多度津町に引き寄せる努力については昨年の9月議会での一般質問でその後押しができたと思います。それだけでなく、縮小社会へ向けた動き、あるいはコンパクトタウンの利便性を生かした新しい社会づくりへの挑戦についても提案できればと思います。

『四国新聞』2025年1月29日(水)付

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氏家 法雄 ujike.norio
氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。