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こども食堂視察研修の受け入れ 20250219

先日は、さぬき市社会福祉協議会さまを通じて津田地区の民生委員さまご一行のこども食堂の視察研修があり、その説明をさせて頂きました。

どの地域も同じような課題を抱えていますが、地域のこれまでの紐帯が細くなっていく中で、新しいつながりをどのように作っていくのか。その関わりの中から問題発見へと繋げ、専門家に繋いだり、さまざまなサービスに繋げていくにはどのようにすればよいのかといった問題です。

どちらも、少子高齢化・人口減少に伴う社会スケールの縮小が1つの原因です。

そのなかで「SNS以上絆未満」というゆるい関係を特徴する多世代交流型のこども食堂には、その可能性があるのではないかーー。

紹介しながらそうしたお話をさせて頂きました。

現場で奮闘される民生委員の皆様には熱心にお聞きいただき、ありがとうございました。

もう1つ付け加えると、民生委員さんもそうですが、こうしたボランティアに参加することの「従来の敷居の高さ」を下げているのもこども食堂の新しい可能性ではないかと考えています。

つまり、当番だから「でなければならない」ではなく、できる範囲で関わっていく広くゆるい出入りが、プレッシャーにはなりにくい社会参加にもなっていると思います。

この度は、遠路はるばるありがとうございました。

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氏家 法雄 ujike.norio
氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。