多度津町の「自分ごと化会議からの提案 〜地域交通〜」第4回目
祭日の14日月曜日は、多度津町の「自分ごと化会議からの提案 〜地域交通〜」第4回目を傍聴してきました。
今後の地域交通をどのように構想・実施していくのかを多度津町の住民の方々と共同討議する会議です。無作為抽選でお集まりいただいた方と、これまで3回ほど「今後」を「自分ごと」として闊達に議論する時間となり、その成果を行政に対して提案していく流れです。
費用対効果や予算の問題でコミュニティバスの導入は難しい現在ですが、デマンドタクシーなど本町の実情にあったサービスへとつながればと思います。
4回の討議を通じて、
・たったいまの問題ではなく、自分の未来を考えること
・町について知らないひとと楽しく話ができたこと
・共通することば「持続することが大切だよね」
・今は困っていない、地域にこまっているひとはいるよ
・そこから、地域全体や自分自身の未来を考えていくきっかけになった。
等など、地域交通というひとつのきっかけで、みんなで考えていくことで乗り越えていくというムードが生まれたことは財産ではないでしょうか。
こうした試行錯誤を後押ししていくことができればと思います。
氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。