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香川県内児童虐待対応1271件 23年度、10年前の2.3倍

「県内児童虐待対応1271件 23年度、10年前の2.3倍」

『四国新聞』2024年10月3日(木曜日)付社会面は、「18年度に続く過去2番目の多さで、増加傾向に歯止めがかかっていない」と伝えています。

虐待は親の成育環境や経済状況、子育て支援の有無など多様な要因が重なって起きることから、県こども家庭課は「親向けの相談環境を整えるなど未然防止の観点からも取り組みをすすめたい」とのことです。

多度津町でも現状がどうなっているのかヒアリングしながら、状況把握に努めたいと思います。

こども居場所づくりに関わっていますが、「多様な要因が重なって起きる」問題を、もはや家庭のみで防ぐということは不可能だと考えています。

社会全体でこどもを育てていく、あるいは親ともどもに一緒に成長していくことのできる環境づくりが急務であると認識しています。

多度津町での子育て支援に関してはフォーマルな支援しかありませんし、限られた予算で厳しいところもありますが、民間の活力と連動しながら、何ができるのか一緒に考えていきたいと思います。

『四国新聞』2024年10月3日付

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氏家 法雄 ujike.norio
氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。