【61】酒井和歌子VS内藤洋子 学級委員はどっちだ!? 2022.8.11
江戸末期から明治、大正、昭和初期に至る時代について興味があって、ネットで色々調べ物をしていたら、ふと酒井和歌子さんの写真が出てきて、それを見た瞬間に当時の思い出が一気に蘇ってきて、懐かしさのあまりこの記事を書いています。
こういう話題になると年齢がバレるのでいやなのですが、酒井和歌子さんとあってはそんなことは言っていられません。
和歌子さん、こうしてみると、やはりかわいかったですね、というか、今のアイドルみたいな軽い感じではなく、落ち着いて、 おっとりしていて、でも明るくはきはきしていて、行動力があって、勉強ができて、弱い者の味方という感じで、セーラー服が似合って、クリッとした目が素敵 で、なんといっても 口角がキュッと上がった 気さくな笑顔が 最高で、当時の 高校生男子からは絶大な支持を集めていました。
そしてもう一人酒井和歌子さんと言ったら内藤洋子さんでした。
二人は東宝のニュースターということで同時期に活躍していました。
内藤洋子さんも、ほんと可愛かったですね。
二人は東宝映画の二枚看板の青春スターで、必然的にライバルとされ、当時の男子高校生はどちらが好きかで真っ二つに分かれて抗争していたのでした。
この記事は、当時、彼女たちがどんなに人気があったかというお話です。
ある晩、深夜放送を 聞いていた時に読まれた手紙なのですが、
「今日学校で学級委員の選挙があり、酒井和歌子に8票、内藤洋子に5票入りました。」
自分のクラスの学級委員の選挙で二人の名前を書いて投票しちゃった奴がいたというのですね。
バカです。ほんとおバカです! それが併せて13人もいたというのです。
若い皆さん安心してください!
「今の若いものは・・・」とか年寄りはすぐ言いたがりますが、今も昔も皆十二分にバカ だったんです。
その時、これを聞いた酒井和歌子派だった僕は、やった!とガッツポーズで拳を握りました。
なんと云われようと、和歌子さんが自分のクラスの委員だったらどんなに嬉しいだろうという気持ちは痛いほど共感できたのです。
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<補足>
和歌子さんは歌はあまりうまくなかったようでレコードが話題になることはなかったようです。
一方の内藤洋子さんはクラス委員というよりは我が道を行くというタイプ、ちょっと陰のある謎めいた美少女というイメージでした。
そんな彼女はなんとも不思議な伝説の名曲「白馬のルンナ」を残しています。
この歌は内藤洋子さん以外では成立しなかったでしょうね。
この曲を作詞、作曲して彼女に歌わせた方達は天才だったと 思います。
上の動画を見て初めて知りました。「白馬のルンナ」は映画の挿入歌だったのですね。内藤洋子さんとルンナの映像、波の音の入ったこのバージョンはいいですね。
ルンナが羨まし過ぎる私でした。
*酒井和歌子ファンだった方、内藤洋子ファンだった方、気に入ったらスキしてください。コメントも待ってます。
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