【193】薄紅の雪晴れ富士 2024.3.9
このところ冷え込んで寒い日が続き、三島は7日は一日雨、けれど東京では雪が積もり箱根や御殿場も弓だったようです。8日は雨は上がりましたが雲が厚く一度出たときに見た富士山は雲の覆われていました。けれど雲の下ではかなり下の方まで雪が積もっており、すでに3月に入った今が大雪の富士が見られるのはこれが最後のチャンスになるかもしれないと思っていました。
9日、5時過ぎに目を覚まし、窓を開けて空を伺うと星が出ていました。
全天雲の姿はみられません。
そこで起き出してカメラを準備し5時半過ぎに出かけました。
車の窓がバリバリに凍り付いていてお湯をかけて溶かすなどしていて少し手間取りましたが、なんとか夜明け前にいつものスポットにたどり着きました。
*全天雲一つない晴天(夜でも雲が無ければ晴天と言うのかはどうも異和感があるのですが、調べてみると気象庁の定義では、昼夜関係なく雲量1割以下なら快晴、2-8割は晴れ、9-10割を曇りとするそうで、太陽が出ているか否かは関係ないのだそうです。ということなので、夜間でも晴天と言う言葉を使わせていただきます。)
夢のようなほのかな薔薇色の時間はほんとうにわずかな時間だけなのでした。
そして、そのあと9時過ぎに出かけたときには雲が出てきていました。刻々と姿を変える雲の姿は面白いですね。
夜明けの富士の赤富士の色の濃淡は日によってかなり大きな差があります。
それが何故なのか、先日考えてみました。
詳細はまた別途としますが、その推論によれば、頭の上は雲があり、東の空と西の空は晴れているとに一番赤くなり、全天晴れている場合は薄くなるということが予想されるのですが、今朝の薄紅富士のよって理論が正しいことが証明されたようです。