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【238】本の話:誉田哲也さん「武士道ジェネレーション」2024.9.1
この本は誉田哲也さんの「武士道シックスティーン」「武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」に続く武士道シリーズ第4弾です。
幼少の頃から剣道一筋の剛の磯山香織と、中学校に日本舞踊のクラブがないからという理由で剣道を始めたという柔の甲本早苗のライバルであり友である2人の少女の高校3年間の成長を描いた青春三部作は読み出したら引き込まれること間違いなしの文句なしに面白いスポーツエンタメ小説でした。
そしての第4部はその後日譚、大学そして社会人となった2人の状況が語られます。
主人公の二人、そしてそれを取り巻く、桐谷玄明先生、沢谷充也さん、ライバル黒岩伶那、後輩の田原美緒、小柴先生、吉野先生などの懐かしい面々、そして元海兵隊員ジェフの登場など・・・。
この本もあまりにも面白すぎて、図書館から借りてきて、その日の夜9時頃に読み出したら、もう本を一度も置くことができずに、本当の一気読みをしてしまいました。
何よりも誉田さん自身が誰よりも楽しんで書いているように思える生命力に溢れた本で、こちらも元気になりました。
ネタバレは絶対嫌なのでこれ以上書きませんが、絶対に面白いお薦めの本です。