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第二話 コンプレックスとの向き合い方
誰しも、コンプレックスを抱いたことがあると思います。
もしくは、今まさに、感じているか。
あなたは、どうでしょうか。
コンプレックスとは、「悩み」や「劣等感」といった否定的な感情や、その部分と捉えられています。
例えば、
私は、目が小さい。
私は、太っている。
私は、人付き合いが苦手だ。
など、例をあげればキリがありません。
私自身、コンプレックスの多い人間でした。
まず、幼少期から、人と同じことができませんでした。
何をするにも、周りよりもワンテンポ遅い、超マイペース。
集団行動が苦手でした。
思春期になると、顔中にニキビができ、人と顔を見て話をするのもおっくうになりました。
好きな人ができても、自分の容姿に自信がなく、愛されているのか不安でした。
このように、幼少期からの感情だったり、
他人から言われた何気ない言葉に傷付いたりしてできた
コンプレックスというものは、
非常に分厚い殻をまとった塊のようなもので、
コンプレックスと「向き合う」
コンプレックスを「解消する」
というのは、簡単なことではありません。
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目を背けても逃げてもいいと思うんです。
無理に向き合う必要も、無理に解消する必要もないと考えています。
その上で、コンプレックスから開放されて、もっと自分を好きになりたい、愛したい。
そう感じたら、以下の方法を試してみてください。
①ありのままの自分にも価値がある
コンプレックスを欠点ととらえ、自己否定してしまうと、自分は他人と比較して劣っている、価値のない人間だと考えてしまいます。
コンプレックスがあっても、自分には価値があり、愛されている人間だということを認識してみてください。
②コンプレックスは、本当に弱みなのか?
バイアス(先入観、偏った考え方)をはずす
自分がコンプレックスだと考えていることが、客観的にみたら気にするほどのことでもない、なんてよくある話です。
「もしかして、そう思っているのは自分だけかもしれない。」
③自分の強みにフォーカスする
コンプレックスを気にしだすと、そのことばっかりが気になってしまい、とてももったいないです。
そんな時は、自分が強みだと思うところを改めて認識して、その強みを活かすことに集中してみるのです。
自分を全体で見た時に、強みに打ち消されて、コンプレックスの存在感は小さくなっていくかもしれません。
ないものより、あるものを数えましょう。
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④自分を肯定する言葉かけをする
今日も、可愛い!私って素敵!ありがとう!
鏡の前で、自分へ賞賛の言葉かけをしてみましょう。
はじめのうちは、バカらしいと思うかもしれませんが、自己イメージの向上に役立ちます。
だから、鏡をみては、たるみやシワをチェックしてため息をつくのではなく、「私、今日も最高!」と笑顔になってほしいのです。
⑤比較をしない
自分と他人を比較して、自分の価値をはかるのは、ばかげています。
あえて強い言葉を使わせていただきました。
だって、それぞれ別の人生を生きているのですから。
それでも、比較して落ち込むことはありますよね。
そんな時の対処法も、またお話したいと思います。
けれども、比較しても、何にもならないのは確かです。
それよりも、自分に集中してあげましょう。
⑥ケアをする
上記①〜⑤をしながら、コンプレックスをケアしていきましょう。
体型の悩みなら、食事を勉強したりダイエット、ボディメイクをするとか。
内面の悩みなら、自己啓発本を読んだりセミナーに投資したり。
コンプレックスを丁寧にケアすることで、緩和したり、解消したり、逆に強みになることもあると思います。
ここまで、対処法を述べてきましたが、一気にできることではありません。
時間をかけて、こつこつと、時に後退することもあるかもしれませんが、諦めずに進んでいくと、きっと良い方向へ向かうでしょう。
コンプレックスと向き合うことは、自分へのケアやトレーニングのようなもので、手をかけてあげればこたえてくれます。
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大丈夫。
あなたはどんな時でも素晴らしい存在で、愛されています。
それを、忘れないでください。
今日も、読んでくれてありがとうございます。