《そふとの為人(ヒトトナリ)》第1回 永澤成人(UIX取締役CNO・そふと管理者)
2023年7月、夏の訪れとともに次世代型訪問看護サービス「そふと訪問看護ステーション」は満を持してサービス開始となった。
超高齢化社会にともなって益々ニーズが高まると予想される在宅看護には、課題が山積みだ。多様化・複雑化するニーズに対するケアの質の担保、地域格差を是正していくこと、看護師の働き方改革、等々。
そして当ステーションを運営するUIX株式会社(PST株式会社×株式会社FlexibleCreation)は、「サスティナブルな次世代の訪問看護の創出」を目指して、AI・ICT・最先端モビリティを柔軟に活用しながら、先陣を切ってそれらの課題解決に挑もうとしている。
突然ですが、こんにちは!
そふと訪問看護ステーションの広報係、そふとちゃんです。
今回からはじまる《そふとの為人(ヒトトナリ)》では、
この“そふと” に参画している人々にスポットを当てて、ひとりひとりの想い・ストーリー・在り方を、シリーズでご紹介していこうと思います!
記念すべき第1回は、【UIX取締役CNO・そふと管理者】永澤成人(ながさわ なるひと)氏。2010年に看護師となってから、臨床・アカデミア・ビジネスと幅広いキャリアを歩んできました。いつも柔らかい笑顔を浮かべて、徹底した丁寧な仕事をする永澤氏。そのヒトトナリに迫っていきます。
そふとちゃん:今回は記念すべき初回インタビューを受けてくださりありがとうございます!よろしくお願いします。さっそくですが、まず、多様なキャリアを歩んできた永澤さんが、なぜこの“そふと”に参画しようと決めたのか教えてください。
永澤:はい。一言でいうなら、新しくチャレンジングなところです。そして、挑もうとしていることがまさに自分が抱えていた課題を解決することだったからです。
そふとちゃん:なるほど。永澤さんが抱えていた課題とは具体的になんですか?
永澤:直近の仕事として医療ビジネスの現場に居た時に、新しい医療の仕組み的なのを作ったんですけど、医療業界ってやっぱりどこかまだ保守的なところがあるので新しいものに対して「私一番にやりたいです!」って手上げするところが中々ないんです。「いい仕組みだけどこれって実績あるんですか?」が二言目には出てくる。
でも、まさに今、医療って変革期だと感じるんです。
今まで閉鎖的な医療業界に色々と外からの参入ができるようになってきてて、それこそデジタル技術とかですね。
ただ、さっき話したような障壁はやはりまだまだ根強くて、そういった革新的な良いものができても、それが社会に届かない現状がある。
そふとちゃん:医療をより良くするためにも、そうした新しいものをリアルな医療現場に届けることが課題だと感じていたんですね。
永澤:その通りです。
広く社会に浸透させるには、実際にそれを現場で活用して「こういう風に活用・運用すれば良い医療に繋がりますよ」って、こちら側がつくってあげて、それを横展開させていかなければならないと思いました。
そふとちゃん:UIX株式会社、そふと訪問看護ステーションはその課題を解決できると感じたんですか?
永澤:はい。
UIXの親会社はPSTと言って、ヘルスケアに役立つ音声技術などを開発しているんです。でもせっかく作ったその技術を、世の中に浸透させるのは中々困難だと感じていた。まさに僕が向き合っていた課題です。
そしてその課題解決のために、自社で試行錯誤しながら仕組み化し運用方法まで整えて一つのロールモデルを目指そうと、このUIXができました。
『良いものを世の中に浸透させていく』障壁をどう解決するかを、大きな命題として向き合っている部分が自身とすごくマッチして、自身の力を発揮できるかなと思ったので参加しようと意思決定しました。
そふとちゃん:なるほど。まさに、タイミングもぴったりの出会いだったんですね!
最初におっしゃっていたもう一つのそふと参画理由である「チャレンジング」というキーワードのお話しをもう少しお聞きしたいです。いつ頃から永澤さんの中にはチャレンジ精神みたいなものがあったんですか?
永澤:元々、そういう性分だと思います。経歴が異色といえば異色だと思うんです。興味関心があったり、やった方が良いよなぁって思ったりしたことに対しては、他の人がやってない、とかできなさそうとは、そんなに思わないんです。
そふとちゃん:不安よりも興味関心に惹かれて、フットワーク軽く進めるってことですね。
永澤:うん、不安はもちろんありますけど、ネガティブに捉えるよりは「やってみよう!」って想いの方が強いかなぁ。いや、「頑張ってみよう!」の感覚ですかね!
そふとちゃん:経歴の多様さからも、興味関心の幅が広いことも感じています!そのような好奇心・探究心も元々の性分ですか?
永澤:そうですね。元々勉強嫌いじゃないし、「知らないことが嫌、なんでも知りたい」ぐらいの感じなので(笑)。
そふとちゃん:その中で、UIX・そふとが活用していくような新しい技術に興味を抱いたきっかけはありますか?
永澤:医療業界を抜きにしても世の中DXとかの技術はすごいですよね。世の中の流れ的にも、ミーハー的な感じで興味津々です。
あと、実は、医療的な観点で言うと元々の臨床や研究で関心があるところでいうと『行動変容』なんです。例えば糖尿病の食事管理のアプリケーションが海外では結構出ていて。まぁそれが使われ続けるか、と言うのは別問題なんですけどね。
でもとにかく、そういう医療的に関心のあるテーマの中にも必然的にデジタルや新しいものを取り入れてなんとかできないかっていう時代に踏み込んでいっているので。
そふとちゃん:今までの既存のものでは解決できない看護問題に対して新しいモノに可能性を感じたんですね?
永澤:仰る通りで、既存の課題へのアプローチとして、デジタルに限らず新しい方法や考え方でなんとかできないかって工夫を考えるのが好きなんですよね。
そふとちゃん:永澤さんのお話を聞いていると、「とにかく諦めたくない」というような、現状に甘んじずクリエイティブに問題を解決することに燃えているんだな、という強い意志を感じました。
永澤:すごい!その通りです。「諦めたくない」っていうのは昔から根っこがとても強くて。
実は僕の名前の由来がそうなんです。「成人」と書いて「なるひと」と読むんですけど、父がなんでも成し遂げる人になって欲しいって名付けてくれて。自分で言うのは恥ずかしいけど、自分としては好きなんです。
だから、その両親の想いが入っているのか分からないけど、やり始めたことは、たとえ足踏みしたり後ろ向きになったりしても、必ずゴールするっていう想いがずっと自分の頭にあるんです。
そふとちゃん:なるほど。その燃えるような想いの源が、ご両親がつけられた名前にあったとは驚きました!
では最後の質問です。今後、そふと訪問看護ステーションがどのように組織として発展していきたいか、そして永澤さん自身がどういう人になっていきたいか、聞かせてください。
永澤:そふととしては、既存の課題を新しい方法や仕組みを使って解決できるということを世の中に示せるようなステーションになりたいです。その他のステーションとの差別化や業界全体のニュースタンダードとなっていくことで、業界全体的に切磋琢磨してより良いものが生まれるんじゃないかと思っています。
個人としては、僕はすごく性格が細かいので、日々の業務の中で違和感として残してしまっている一つ一つの課題に向き合って、その解決のために新しいアプローチや新しい仕組みづくりをクリエイティブにできるようになっているといいかな。
そふとちゃん:最後に、これを読んでくださった人に何か一言お願いします。
永澤:新しいものにチャレンジしたい!という熱意のある人とたくさんの試行錯誤をしながら仕事をしたいな、と思っています。課題を感じている人、こういうことやりたいという考えのある人、ぜひ一緒に何か一つ成し遂げましょう!
今回のインタビューを通して、普段は誰に対しても柔らかく丁寧な物腰の永澤氏の内側には、誰よりも熱いチャレンジ精神と不屈の精神が宿っていることを、私自身も新たな発見として知ることができました。
人の数だけ、ストーリーがある。
これからも “ そふと “ に関わる魅力的な人々のヒトトナリをどんどん伝えていきます!
《ライター:そふとちゃん》
” テクノロジーで未来の看護をつくる ”
そふと訪問看護ステーション🛵☁️
そふと訪問看護ステーションでは、私たちと共に、次世代の訪問看護を創造してくれる仲間たちを大募集中です!
ご興味ある方は是非、当社ホームページやInstagramをチェックしてみてください!
何かあればお気軽にDMやメールでメッセージくださいね(^ ^)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?