見出し画像

秋の沖縄旅〈初の沖縄上陸は1人旅の巻〉三日目

本旅行記は1日目と2日目を合わせた全3部作です。ぜひ、前2日間の旅行記もお読みいただければと思います。

〇1日目は沖縄到着から居酒屋での美味しいご飯を

〇2日目は本部町にある海洋博公園を全力で楽しんでみた

今回の旅では車は一切使わず、公共交通機関を使用しています
同じような旅をされる方の参考になれば幸いです。


3日目(寝起き~昼食)

起床

3日目の朝はさすがに前日の疲労が溜まっていたようで、7時に起床しホテルのベッドの上で丸くなっていました。
この日の予定は、沖縄在住の友人との近況報告学会(ただのランチ)。午後はシーサーを作りにやちむん通りに向かう予定です。また、この日の19:30のフライトでホークスの本拠地に帰ります。ホテルのベッドの上でこれらの予定を頭の中で唱えながら長い長い冬眠から目覚めました。

ランチ(くにんだ那覇)

本日の大きな予定のひとつであるランチ会場は国際通りにありますので、ホテルから歩いて10分ほどで到着です。国際通りはお土産物屋さんが立ち並び、多くの観光客や修学旅行生で種々雑多な印象ですが、こちらのお店はガラスのドアが設置されていて外の喧騒を遮断する一方で、那覇の街並みを静かに楽しむことができました。

ランチメニューは2種類のみですが、どのお料理も非常に美味しかったです。特に「田芋の唐揚げ」が気に入りました。家でも食べたいくらいに美味しかったです。うとぅいむち御膳という沖縄の伝統的なおもてなし料理を体験しました。

午後の行動

那覇市第一牧志公設市場へ

市場というのはその土地の特色がよく表れるものだと私は考えています。特に魚に関してはそれが顕著に表れますね。普段私が口にしている玄界灘に揉まれまくったお魚さんたちはサバやアジなどの青魚が多いのですが、那覇の市場に並べられているお魚さんたちは想像以上に色鮮やかでした。(鮮やかさに目がくらんで写真が撮れませんでした。忘れていました。)

ピンクとオレンジが映えるものだったり、沖縄の海の色を一匹で背負っているのかと思うほどエメラルドブルーに輝いている魚だったり、甲殻類に関しては今まで本当に見たことがないようなものがいたり。いやはや圧倒されました。(全くと言っていいほど写真を撮っていませんので、実際に行って見ていただきたい、、、。)

これだけは撮っていました!!!
私に海老かなんかの触覚が刺さりましたので。

海外からの観光客さんは、あちこちで値下げ交渉を行っていてさすがだなぁと感心しつつ。私たちはランチをいただいたばかりなので魚を眺めるに留めて、市場をあとにしました。

やちむん通り

私はシーサー作りの時間が迫っていましたので友人とはお別れをし、いざ、やちむん通りへ。今回のシーサー作りでお世話になったのは「育陶園」さんが運営されている「壷屋焼やちむん道場」さんです。やちむん通りをもう少し、ひめゆり通りのほうへ行ったところにあります。

事前に予約していましたので、育陶園さんで受付を済ませ、「道場」がある少し狭い道の方へ。私自身今回の沖縄旅で大通りしか歩いていませんでしたから、住宅密集地の方へ進むと沖縄らしさ?のようなものを感じました。(あまり内地では見かけない建築様式であったり、門前に置かれたシーサーにそういったものを感じたのかもしれません。)

道場には5分もかからず着きます(もちろん徒歩です)。またそちらの入り口でも受け付け等を済ませてから、制作に取り掛かります。今回は立シーサーを作りました。外に続く多くの扉が開け放たれていて開放的な空間でした。時には猫が外の塀からこちらを見下ろしている時もあって、ゆっくりとした時間の流れを感じることが出来ました。はい、ここでもほとんど写真を撮っていません。是非訪問してみてください。(かろうじて帰りに手渡された素敵なパンフレットがありましたので貼っておきます。)

パンフレットはとても可愛かったです!
系列点?がいくつかあるようで、
分かりやすくマップがついています。

制作自体は1時間ほどで終了し、お礼を伝えて再度、やちむん通りへ。お土産の焼き物を探しました。
通りには素敵なお店がたくさん並んでおり、それぞれに異なるコンセプトが設けてあってどこで購入するか非常に迷いました。
私が今回焼き物に求めた、ざっくりとしたイメージは、

①皿(でかめ)
②やちむんぽい(沖縄ぽいの)
③小石原焼ぽくないの(あの胡麻のようなものがついてないもの。)

このようなことを考えつつやちむん屋さんを周りました。
様々な焼物を見るなかで、最終的には気に入ったものが見つかりました。決め手は、作者が分かるという点ですね。
私が今回購入した場所はこちらです。

多くの作者さんのやちむんが集まる会館です。たくさんのやちむんが並んでいて、時間をかけてゆっくりやちむん通りを歩くことはできない~という方におススメです。昔ながらの柄の作品が多い気がしました。この中で見つけた作者さんは、

高江洲さんのやちむんが気に入りました

高江洲陶器所さんのものです。淡い緑色の器が沖縄の自然を思い出させる、そんな器でした。大きさも7寸と少し大きめのものを選びましたので、煮物に丁度いいかと。丁寧に新聞紙で包装していただけるので、飛行機も機内持ち込みなら安心です。
そんなこんなで、シーサー制作体験とやちむん購入のミッションを終え、最終目的地は那覇空港へ向かいます。

いざ、豚骨ラーメン県へ帰還

那覇空港

私はいつも空港には出発の2~1時間半前には到着しておきたいという思いがありますので、帰りも17:30には空港に到着していました。今回の旅行ではお土産はまだあまり購入できていなかったため、バランスの悪いスーツケースを引きながらお土産売り場へ向かいました。ANAとJALでお土産コーナーが分かれていますが取り扱っているお土産の種類はあまり変わりません(しいて言うならば、私が購入したかった「さんど」や雪塩ちんすこうの袋パッケージはANA側にしかなかった印象です。)

雪塩さんどは青いパッケージが可愛いと事前にリサーチしていましたので、即購入しました。あとは定番の雪塩ちんすこうやジーマーミ豆腐を。泡盛等のお酒を買うなら国際通りで購入しておく方がよさそうです。酒類は断然市街地の方が選べると思います。お土産も多く買ったのでそろそろスーツケースに荷物を詰め込んで、チェックインをしたいという気持ちに。

那覇空港のチェックインカウンターは3Fですね。かなり珍しいのではないでしょうか。スーツケースを預ける前に、「あの台」でスーツケースを広げお土産を空けておいたもう片方へ。やっとバランスの取れるスーツケースになりました。また、私は今年の9月に行った東京旅行の際には帰りの預け荷物の重さが19.6キロでしたので今回も忘れずに計量しました。8.6キロ程でした。その後、問題なくチェックインを終えることができましたので、4Fのご飯屋さんで軽く沖縄そばを食べ、ようやっと保安検査場へ。

保安検査場と制限区域

私優等生。今まで保安検査場で止められたことなんてありませんから、行きと同様にスタスタとゲートをくぐります。

ピンポーン

え。鳴ったか?私か?誰か口で言っただろ。

もう一度お願いします~。と促され、ゲートをくぐり今度は誰も口で言っていなかったようです。
いくつになっても保安検査場は慣れませんね。物理的に人間性を見定められている感がなんとも辛い。

検査が終わり、またビール片手に飛行機に乗るかぁと考えながら売店に向かいますが、

高い。やはり高い。コンビニでも缶にこんな値段つけないよう。

と心の中で言いつつ、行きの空港でもこの行動をしたなと。
結局ビールは諦め、搭乗時刻になるまでおとなしく椅子に座っておりました。

帰りの機内は行きとはうって変わって人が少なく、あまりざわざわもしていなかったため読書に耽りました。

福岡空港

福岡空港に到着したのは21:00少し過ぎでした。行きは原因不明の遅れがあったのに帰りは到着予定時刻よりも早く到着しました。

このような3日間を私は過ごしました。
もう少し時間があれば、他の離島に行きレジャーを楽しみたかったですね。
これから沖縄旅行に弾丸で行く方の参考になればいいなと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!