2023 青年部教学試験3級 試験範囲「立正安国論 ⑤ 第9段 第46章
広く衆経を披きたるに、専ら謗法を重んず。
悲しいかな、→大聖人のご心情
皆正法の門を出でて深く邪法の獄に入る。
愚かなるかな、→大聖人のご心情
各悪教の綱に懸かって鎮に謗教の網に纏わる。この朦霧の迷い、彼の盛焰の底に沈む。
あに愁えざらんや、あに苦しまざらんや。→大聖人のご心情
汝、早く信仰の寸心を改めて、速やかに実乗の一善に帰せよ。
→Q. 実乗の一善とはなにか。 A. 法華経のこと。本当に成仏へ至らせる教えである唯一の善い法
しからば則ち、三界は皆仏国なり。仏国それ衰えんや。
→Q. 三界とはなにをさすか? A. 欲界・色界・無色界の三界 現実社会を指す
十方はことごとく宝土なり。宝土何ぞ壊れんや。
国に衰微無く土に破壊無くんば、身はこれ安全、心はこれ禅定ならん。
この詞、この言、信ずべく、崇むべし。
最後に質問。
法然の念仏の人々の命の傾向性はどうですか。
答え。大白蓮華7月号 P58 にあります。
死への不安があるからこそ、慰めを求めて、念仏を信じるのである。
※翻訳と照らし合わせて内容をよく理解し、解説もよく読んでください。
参考文献
大白蓮華7月号 2023年度 教学部初級試験 青年部教学試験3級のために