北東インド旅(8)チベット納豆に出会う
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宿の女将さんが作ってくれた朝食。手作りのふかふかパンとヤクのミルクで作ったチーズが入った超コッテリ濃厚シチューといった感じ。これもチリが入っておりなかなかの辛さ。このパンの量とミルクシチューの割合おかしくない?と思うのは早とちり、濃厚さと辛さを考えるとこの割合でちょうど良かった。それでも「もちろんゲスト用に辛さ控え目で作ったのよ」と言ってニヤリと笑っていたが。
今日はローカルマーケット巡り。インドの本土ではほとんど見ることのない魚の干物や、枝付きの青山椒などを見つけた。モモやトゥクパを出している食堂でも食卓の上に塩と並んで粉青山椒が置いてある所が多く、このあたりではかなりメジャーな調味料なようだ。
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そしてもう一つ、ビニール袋に入ってる茶色い塊、これはグレップチュールと呼ばれるチベット納豆である。少し味見させてもらった所、味は完全に納豆であった。匂いもそれほど強くないものの納豆と全く同じ。日本の納豆と違うのはペースト状になっている事くらいか。これはそのまま食べる事はなく、調味料として使うとのこと。先日食べた激辛ソース、チャメンに入れるらしい。
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ちなみにこの辺りのチベット仏教徒は普段は肉も食べるのだが、水曜日は「魂の日」と呼ばれ肉を食べない。なのでローカル向けの食堂は水曜日は閉まっている所も多く注意が必要だ。