一週間、仕事を4時間だけ本気で働いてみることにした結果
この仕事に就いて早9年。
メディアにも取り上げられているが、本当に忙しいし、身も心も削って働いている。
そりゃあ楽しいこともあるし、やりがいもある。
しかし、代償がでかすぎる。
朝早く来て、授業準備。学級のこと。生徒指導のこと。学校行事のとこ。生徒会のこと。部活動のこと。マルチタスクですべてのことをある程度の形にしようとしたら、本当に時間が足りない。
それなのに、一生懸命やっても残業代はつかない。
仕事をどれだけ抱えても上がることのない給料。
だったら、手を抜いた方が得じゃない?
そう思ってしまう自分に少し嫌気がさしたり。
そんなわたしにふとたまたま見つけた、小田桐あさぎさんの著者。この人は、経営者で年商14億稼ぐ人。この人の本を読んで、ものすごくこの1ヶ月影響を受けている。(このnoteを始めたのも、この人がきっかけ。)
で、その人の著書の中で、『8時間一生懸命働く必要ある?』という言葉があった。
わたしは今まで勤務時間の中に力を出し尽くして、できる限りのベストを尽くすことを意識してきた。
早く帰りたいがために、それはもうなりふり構わずパワフルにやってきた。
けれど、この言葉を聞いて、こんなに一生懸命頑張ってるのにミスはするし、疲れ切ってイライラするし、家に帰っても体力が残っていなくて疲れている自分に気がついた。
「仕事って、その組織が成り立ちさえすればマルだよね。」
「この働き方は一生続けることができない。」
そう思い、1週間1日の仕事を4時間だけ頑張ることにした。
日によって多少違うが、大体わたしの1日の授業の持ち数は4時間。
だから、授業中だけは頑張る。(事務的なことは授業が少ない日の空いた1時間で全力で)
5時間授業の日も4時間だけ全力で。あと1時間はプリント学習や自習にしてみた。
あとはテキトー。携帯いじったり、お茶入れたり。ボーッとしたり。
ちょっと気が向いたら少し作業をする。でも無理しない。
するとあらふしぎ。1学期にそっぽ向いてた子が一言二言話をするようになってきた。
今まで生徒の反応とか意識して話かけてたけど、適当で反応とかなんでもいいと思ったら話しかけるのも楽で、色んな人に気軽に声をかけれるようになった。
前は生徒がいらんことしたり、それこそ“いい子ちゃん”の行動ができないことに、イライラして、こんなんじゃアカン!(今思うと、わたしの学生時代、すごくいい子ちゃんで頑張ってたから当てはめようとしてた笑)って思ってた。
でも、先週は
「誰かを傷つけてるわけじゃないしまあ、いっか!」「故意に陥れようとしてるわけじゃないし、いっか!」
「あの子はまだその時(頑張る)時じゃないのかもしれない。」
「あの子は違う時間軸で生きてるのかもしれない。」
「あの子には違うものが見えてるのかもしれない」
と自然に思い、イライラしなくなり、その子への関わり方も変わった。
怒鳴ったのは骨折している子が松葉杖をついてプールサイドでふざけて暴れた時の本当に危ないことくらい笑
すごく楽なのに、なんか状況が良くなってる不思議な感覚です。
もうしばらく継続してみようと思います。
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