Mリーグ新選手にウヒョ助、雑に語る。
猿川金時プロ
大昔、女性でヤンチャして、バレて。
奥様に、金玉が粉々になるほど、しこたま叱られた男だ。
その頃、たいがいのゴシップ情報はわしのとこに流れるので、その件をDMでニヤニヤたずねてみたところ
「しんちゃん(息子さん)が可愛いので、まともになる」
と、細い目で語った…
その数年後。
赤羽に新店舗出して、さらにMリーガーですって。
それを喜んでる、奥様の姿。
やはり麻雀の強い男は、魅力あるんだなあと。
あまりに強すぎると、女房も、ポンコツ旦那を捨てきれない。
たぶん「麻雀打ちの色気」としては、仲林プロと匹敵するんじゃなかろうか。男のわしから見ても、打ち姿がかっこいい。
「麻雀強い人ってこんな顔なんだろうな」の顔である。
まず目が開いていない。目を閉じたままで打ってるのである。
聖闘士星矢に出てきたシャカかよ。そんなの強いって。
今では、イメージをよくしようとクリーン化に動いてる麻雀業界で。
古きハードボイルドだった時代から、強いと評判だったダークな打ち手が、ヤンチャだけ過去に置き去り。鍛え抜いた技術と経験を両手に、麻雀ブームの最前線へ。
赤入りリアルファイトはめちゃくちゃ強そうである。
どうやら、ジャパネクストの偉い人が、その麻雀に惚れ込んでおるらしく。
男女問わず、モテる男なのであろう。さらにモテてくれ。
そしてファンに手を出して、女房に叱られてくれ。
中田花奈プロ
おそらく、Mリーグが開幕すると、試合のたびにめちゃくちゃ叩かれる。
なぜなら「元アイドル」だからだ。
「元アイドル」という称号は、たとえ鳳凰位を5回とっても「元アイドル」という理由で、変わらず叩かれるであろう。
女性を見下げて、肩書だけで叩くやつは、そういう生き物なのだ。
気にするな。
で、本人もおそらく、野次はまったく気にしないであろう。
さすがそこは国民的アイドル、煽り耐性が、すこぶる強い。
しかも美人を無理やり、ブスと叩いてくるアイドルオタクの気持ち悪さと比べれば。麻雀の内容で叩いてくる麻雀オタクなんて、紳士も良いところである。
天空麻雀、優勝
桜蕾戦、決勝進出
RTDガールズ、決勝進出
リーグ戦も昇級している。
師匠は勝又先生。
最強戦も勝ち抜いたが、最後の最後でチョンボ
この情報だけで、オタク以外のファンは普通に考えて欲しい。
チョンボはすでに、どうでもいい。そう、強いのだ。
20代の若い女流として急成長で、もう立派な実績。
当たり前に期待されてる若手が、半端じゃないフォロワー数を抱えて、そこにチョコンと、フリーで座っているのである。
獲得するだろw
候補にも入れないやつ、社会でまともに仕事できねえだろ。
今までも声はかかっていたが、今回のドラフトまでずっと断り続けていたらしい。それがとうとう椅子から立ち上がった。
ワクワクしかない。
鈴木大介プロ
噂では、趣味でやってる将棋が、ちょっと強いらしいな。
将棋アマ4段の楢原プロが言ってた。アマ四段が褒めるくらいなら、そこそこの腕はあるのだろう。
麻雀ファンのわしには、将棋に関してはそれくらいの知識しかないのだが。
麻雀はすこぶる強い。
最強戦のトーナメントで、いつもベテランプロをなぎ倒し、決勝に登ってくるのである。もちろん、しっかり優勝もしている。
つまり麻雀最強位。
そんなの普通に獲得したい、強すぎる麻雀打ちですよ。
一度その戦術論らしきものを、近代麻雀の小冊子で語ってもらったようだが。編集した人に言わせると、常人と脳みその構造が違うようで。
見えないものを見ようとして、望遠鏡を覗き込んだら、見えちゃってる人らしい。
早い話、超能力者だ。
そんな脳みそあるなら、趣味じゃなく、ガチで将棋プロでも目指せばいいのに。鈴木くん、いいとこいくんじゃないか?
そして強いのは麻雀だけではない。
トークの圧が強い。解説をさせれば、麻雀プロに対しても、きつくダメ出しをしてくる。
くっそう、アマの分際で!
でも実際強いし、最強位とってるし。
プロどころかもう、Mリーガーになっちゃった!
ちょっと馴れ合いが強いMリーグに、とんでもない刺激を与えてくれそうで。めちゃくちゃ面白そうなのである。
醍醐大プロ
競技馬鹿といえば醍醐プロ、醍醐プロといえば競技馬鹿である。
最高位をさっくり取り、いつも最高位戦Aリーグの上位に居座っている。
そんな醍醐プロに憧れてる後輩が「いつかあの人と闘いたい!そのためには強くならなくちゃ!」と、誰もいない早朝に、勉強だと天鳳の予約を押したら、対面に現れる十段が醍醐プロである。いつ寝てるのだ。
そこまでの麻雀密度で生きてる先輩に、後輩は一生追いつけるわけがない。
少しはサボれよ、と。
若き日の猿川プロみたいに、女の子と遊ばないのかと。
しかし醍醐プロには「かなちゃん」という愛妻がいる。
妻を愛し、麻雀を愛し、たまに人狼、以上!
そんな醍醐プロがかつて、一度だけ炎上したことがある。
ツイッターで「エンタメなんてわからないもん!やりたくないもーん!」と叫んで、叩かれたのである。
まるで一人ドリブンズである。
そんな醍醐プロが。
眉毛を剃った。腕毛も剃った。解説でガハガハ笑い出した。
youtubeを始めた。急にファンにウケ始めた。
どうした醍醐?
…と思ったら。
女性3人の、一番華やかなセガサミーに入ってしまった。
もう面白いw
麻雀はほぼ完璧、しかしエンタメ勉強中の彼がエンタメ育成枠でどう育っていくのか、それを眺めるだけで、今期は楽しいのである。
たぶん、女子3人のオモチャにされるんじゃなかろうか…!
想像してくれ、魚谷さんや東城さんに「似合うんじゃない、Littleいきなよ」と勧められ、金髪でパーマをかけちゃった醍醐プロを。それを無言で眺める茅森さんの顔を。
それに我々は、傷つけぬよう、笑いに耐えなくてはいけない!
試されているのは、我々ファンだ!
浅見真紀プロ
競技と理屈の虎の穴、最高位戦で。
実況者の最高峰に座る女性である。
エンタメが弱く、ガチの対局放送を見せるしか売りのない最高位戦で。
たいして面白くない真面目な男子プロを、全員知り尽くし。
目の前の局面を把握しながらも、同時にキャラを転がしていく。
そんなことできるのは、日向か浅見しか、世界中にいない。
キャラが立ってるプロばかりの連盟より、もっと厳しいステージなのだ。
なので、頭が良いに決まってる。キュリー夫人くらい頭が良い。
天鳳位とるより難しいことをやっているのだ。
できる実況者は、人物をよく研究する。
おそらくMリーグでも、対戦相手のアナルのシワまで数えきって、調べてくるはずだ。本当に数えさせてくれるのは近藤プロだけなので、卒業した今、そこは課題だが。
わしは彼女が、かなりの精度の、ライバル研究ノートを仕上げてくるとにらんでいる。
しかし数字だけ見てる、数字バカしかいないドリブンズで。
浅見さんが語る人読みロジックを、理解できるオジサンがいるのだろうかと。
まず監督は無理である。敗因は「わからない」という5文字ですむ回答に、1ページ分くらいの文章を使った男である。
初の戦術本で、2行ですむ冒頭の挨拶に、8ページも使ったアサピン以来だ。読書感想文とか苦手だっただろ。
たろさんも文章は苦手で、本などは最近、聡一郎にまかせている。しかし聡一郎も苦手なので、過去イチ酷評された伝説の戦術本を、2人で本気で生み出したくらいだ。
渡辺太は、語尾に「だお!」をつけながらも、ツイッターがいっさい面白くならない奇特な才能を持っている。これも無理だ。
園田さん。
彼の出した戦術本は、文章もすごく面白かったので、浅見さんの話を理解できるかも知れないが、人読みを技術として認めないはずだ。
いいか。これだけは言っておくぞ。
浅見さんは、何を考えてるかわからない茅森さんの思考を読み、かわりにコラムを代筆するレベルの、人読みだ。そんなのわしでも無理だ。
野郎どもは一切、彼女の麻雀に口を出すな。以上!
渡辺太プロ
天鳳位を3回獲った男である。
実績だけで言えば、アサピンを越えて、まさにネット麻雀最強だ。
しかし天鳳位3回は、例えるなら。
5kgのメガ盛りメキシカン料理プレートを。
フードファイターが、別日に3回食ったと同じである。
胃袋の実力は、2回完食のアサピンと、大きく違うのか問われれば。
変わらないんじゃないだろうか。
そんなもん3回も食わなくてもいいだろw
アサピンがその実力を出しきれなかった、リアル対人勝負のMリーグで。
その天鳳位の実力をフルに出せた時。
彼以上の成績は出せるんじゃなかろうか。ハートは強そうだ。
もとい、アサピンよりハートが弱いやつがいるわけがないのだが。
天鳳位には、少し欠点というか、不安材料があって。
彼らが鳳凰卓で対戦する相手は、ほとんどがAIのコピー
「全員、打ち方が一緒」なのである。
相手が何を考えてるのか、打ち筋も想像しやすく、エラーが少ないので。
「相手は強いけど、それがかえって楽」の世界での、好成績なのだ。
ところがMリーグでは。
特に連盟選手、一度学んだ現代風の麻雀を壊し、美学で個性をつけた打ち手が多く。おそらく天鳳位や天鳳民には、理解が難しい打ち方もたびたび現れる。そこに振り回されて、ガタガタにならないか。そこが気になるところである。
しかし、わしはこの渡辺が「そういう対局すらも楽しんで、研究したがる変態」なんじゃないかと。
言い訳をする暇もなく、ニコニコ牌譜を眺める、とんでもねえ麻雀サイコパスではないかと。そんなキャラであることを期待してしまうのである。
なぜなら、同じメキシカンプレートを、美味しそうに3回食う男だ。
頭がおかしいに決まってる!
おかしいやつは面白い。ド変態をスターにさせるのは、ドリブンズだからできるエンタメなのではなかろうか。
菅原千瑛プロ
昔、センチメンタル・バスのボーカルをやっていたことは
わししか知らない情報だ。
39度のっ!!
とろけそうな日っ!!
もちろん嘘である、
RTDガールズの決勝で、今ではチームメイトの中田花奈をやぶってタイトルを手に入れた。おそらくビースト選考会の8人にピックアップされたのも、その時の麻雀が素晴らしかったからだ。
その防御の間合いは見事で、時折見せる配牌オリに、あの多井たかはるが解説で絶賛し「あの子、僕の麻雀を学んだに決まってるぅーっ!!」と叫ばせたくらいだ。
菅原千瑛の返した答えは「いや、特に」だった。
ここでたかはるは膝を落とし、土をつけた。
すでに一度、あの最強の男に勝っている。
ロン2のCMで「謎の女子大生」と登場してから、麻雀の評判は高かったが、いつもタイトルゲットに惜しくも届かなかった。
無冠のお姫様。
それを大舞台で、やっと大きなタイトルを手に入れて。
菅原は泣いた。
そして途中で、魚谷先輩からの着信に気づき「やべっ!」と駆け出した。
その後、すぐに桜蕾戦で優勝し、立て続けにビッグタイトルを穫る。
急に勝運が花開いたのだ。
昔のパチスロみたいだ。努力をつぎ込んだ分、それ以上に、あふれでるコイン。そして選考会で優勝、Mリーガーである。
おそらくだが。
今期、MVP争いにからんでくる。
予言しておく。
まだ確変は止まっていない!!