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おかぴ、炎上したってよ。ざまあw
あっはっは。
とうとう、あの岡田紗佳が
炎上した。
「口のドギツサを武器にして、スタジオを笑いのトークに変えるが
そのわりにはなぜか、何年も炎上させていない岡田紗佳」が。
とうとう。初炎上デビュー。
FANZAで。違うわ。岡田紗佳・炎上デビュー作は、定番のツイッターである。最近はXって言うらしいな。XVIDEOか?
岡田紗佳と言えば、麻雀プロであり人気モデルタレントである。
先日のバラエティ番組。
ゲストの白鳥翔プロとの関係をMCにたずねられ
白鳥プロがモゴモゴしてるところを
岡田「前カレ!」
と、ハッキリ答えて大爆笑させていた、あの岡田紗佳である。
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1月24日、夜。
金曜日のMリーグの放送が終了して、しばらく経ったあたり。
こんな投稿があった。
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「燃える気がします」とか言いながら。
その後、このアカウントは、ウキウキとヒントをちらつかせている。
この人の目的を、グーグル翻訳すれば
「みんな気づいて! お楽しみの炎上ネタだよ!
俺が発端になるのは怖いけど、かわりに誰かが炎上させてくれ!
祭りだぜ、ヒーハー! Mリーガーが燃えるぜえ!楽しみだあ!」
…で、あることは。
いつもの空気で、わかりやすかった。炎上の前触れに鳴くカラスである。
この麻雀界隈は、いつも炎上ネタを探している集団がいる。
ファンにチヤホヤされている人気者のMリーガーが
凹んで、メンタルを病んでる姿が見たいのだ。
なぜなら自分もどこか病んでいて、仲間を増やしたいのだ。
人気者のおまえも、俺と同じ気持ちで過ごせ。笑うな、と。
さて、この投稿を目にした時、わしは何のことかわからなかった。
ファンの大勢もどうやら気づいておらず、どこを見回しても
ツイッター上に煙は登っていない。日常である。
でも何かがあったのだろう。
(どうせ3枚切れのペンチャンの隅をつついたような、くだらねえ火種だろうな)とは思っていた。
数時間後。
SNS上に「悪口を言うために作ったようクソ捨てアカウント」が大量に発声。河川敷のブヨである。問題の火元を「切り抜いたショート動画」が拡散され始めた。
ほら来た、いつもの炎上工作員たちだ。
自分個人には力がないため、インフルエンサーに届くように、少数で大量にアカウント作って動かしている、虫けら集団だ。
やがてそれは、SNSの大新聞である滝川ガレソさんにも届くことになる。
結果。
わしだけじゃなく、多くの麻雀ファンにも。
そして、世間にも広く、問題の動画が届くことになった。
今までもよくあった、人気芸能人の「炎上までの王道の流れ」である。
まるで教科書のようである。おそれいった。
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どうやら、ショート動画の現場は
サクラナイツの、控え室の生中継のようだ。
控え室のテレビから、さきほど終わったばかりの試合の
勝利者インタビューが流れる中。
岡田紗佳がぼそっと、きつい言葉を吐いた。
ジュラシックパークの、毒トカゲのように。
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誰に向かって吐いた毒かは、動画だけではどうもわからない。
さて。
岡田紗佳がいうところの
「ハキハキ喋らない、麻雀わかってないやつ」とは、誰のことだ?
SNSで繰り広げられる、ファンの推察タイム。
誰じゃ、トカゲに狙われた獲物は。
ハキハキ喋らないといえば、有名なのは、チームメイトの堀慎吾プロだ。
つい5分前のインタビュー、ラスを引いた敗者コメントをボソボソ語ったばかりの堀プロである。サクラナイツにとってはレース展開的に、とても致命的にきついハコラスだった。
わしは、このショート動画を見た時に。
(これたぶん堀プロのことじゃねえの? チームメイトへのイジリじゃろ?)
…と、最初は思った。
プロの中のトッププロ、麻雀をよくわかってる博識といえば、ファンから名前が多く挙がるのも堀慎吾プロである。堀プロも自信持って自覚して「俺、麻雀よくわかってるイキリキャラ」を演じてくれている。
ゆえに、ラスったタイミングで「全然わかってねえじゃんオマエw 負けてんじゃねーよ!」と、毒を吐きかけ、明るく仲間をイジったのだろうと、わしは思ったのだ。よくありそうな光景だ。そういう毒も、ファンを笑わせて和ませる、励ましの一つである。
サクラナイツが負けて、みんなが悔しい時ほど。
ムードを変えようと、チームやファンを明るくしようと頑張ってきたのも、いつも岡田紗佳だ。これは誰もが何年も眺めて知ってるはずだ。
自由に発言しているようで、一番まわりに気を配っている。
内川プロはこんな時たいがい、腕組んで、難しい顔でのけぞるだけである。椅子から落ちるんじゃないかってくらい、のけぞる。
渋川プロ「や、でも、まあーーーー」と、苦笑いを浮かべるだけである。
堀プロは厳しく「でもあれはないでしょw」とガチ検討に入ってしまう。
野郎ってもんは、場のムード作りには、ほぼほぼ役に立たないのである。
いつも何とかしてくれるのは、女性だ。
ムードを何とかしてくれるのは、岡田紗佳しかいなかったのだ!
岡田紗佳は、チームメイトをよくイジる。
ファンサービスのために始まった、このサクラナイツ控え室配信も。
岡田紗佳の毒舌トークがあってこその面白さで、大人気なのである。
あれがなければ何年も続かない。
しかし!
どうもいつもとは、事態が違うようだ。
どうやら毒トカゲが、ポイズンを吐きかけた相手は、堀プロじゃなく。
伊藤ゆりっぺアナウンサーに向けての言葉らしいのだ。
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そんな、まさか。
岡田紗佳は、身内に毒を吐いて笑わせても。
外から来た「特定の誰か」に、毒を吐いて炎上したり、叩かれたことは一度もない。デビュー以来、わしも見たことない。
テレビタレントほど、そこはしっかりしているし、特に若い頃から、そこはしっかりできていた人だ。だからこそ仕事が集まる、現在の人気と安心感だ。
ありえない。
伊藤ゆりっぺは、真面目で頑張り屋のアナウンサーだ。
麻雀あまりよく知らないはずのに。
どっちかといえばサッカー畑
Jリーグが得意分野のアナウンサーのはずなのに。
なぜか急に麻雀業界、Mリーグのリポーターに抜擢され。
当時、同じ事務所だった「麻雀をよくわかってる松本圭世アナ」
通称「まつかよ」に続いて、あの舞台に立ったアナウンサーである。
産休明けのお仕事再開、事務所も何かお仕事をあげたかったのだろうか?
不思議な起用であった。
まつかよが、急に元気がなくなって。
メンタルが少し不安定になっていた時期も、このあたりだ。
ファンには大好評なのに、削られる、まつかよの出番。
まつかよは、麻雀への情熱、下調べの丁寧さ、明るく元気なキャラクター。
Mリーグのインタビュアーとして、大人気になった女性アナウンサーである。
MリーグのMは、まつかよのMと言われているくらいだ。
まつかよの勝利者インタビューを受けるため、選手がトップを目指してるように見えるくらいだ。
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選手が泣いていると、一緒に泣いちゃう、まつかよである。
まつかよと比べると、そこはMリーグデビュー間もない、伊藤ゆりっぺ。
さすがに不慣れなこともあり、ガチガチなインタビュー。その様子を、糞みたいな底辺漫画家に「バイオハザードの女神の石像」で描かれて、茶化されるくらいである。
あれから4年。
ずいぶん年月が経った。
この日、1月24日。
サクラナイツの控え室。
ムードは悪かった。
ファンも気持ちが落ち込んでいた。
チームメイトの堀プロが、大きいラスを引いた。
岡田紗佳が何とか明るくしよると、トークをまわしても。
競ってるライバルのアベマズと、トップラスの最悪の展開。
大きくポイント差を詰められた。きつい。
テレビ画面の向こうでは、ゆりっぺのインタビューを受けながら。
大トップを獲った、渋谷アベマズの日向藍子選手が、ニッカニカの笑顔を輝かせてコメントしている。
今にも日向藍子が上機嫌に、あの人気CMソングを歌い出しそうだ。
ひなたん、くっそ可愛い!
それはいいとして。
サクラナイツが苦しい状況の、大きい原因は。
岡田紗佳が今シーズン、呪いをかけられたように負けているからである。
チームのスコアを、岡田1人でごっそり削っている。
個人成績は最下位である。
いやいやいや、あの岡田紗佳がありえない。
どうした岡田紗佳?
以前のシーズンでは、鈴木優や瑞原明奈と
個人成績首位を競ってMVP争いをしていた
あのしこたま強い岡田紗佳がである。
岡田紗佳と言えば、麻雀ファンの間では
ガチで強いと評判の女流プロなのだ。
明るく振る舞ってはいるが、責任を感じて、泣くほど苦しいはずだ。
負けてる理由もわからない。目立ったミスもない。なのに、なぜ。
そこにインタビュー、伊藤ゆりっぺが
まさに大殊勲の大勝利、ニコニコ笑顔の日向藍子に向かって
彼女のおかげで大きく詰められた、チームスコアの数字を伝える。
サクラナイツとアベマズは、いったいどれほど距離が縮まったのか。
敗退ボーダーラインで競り合う2チームである。
岡田紗佳には、絶対聞きたくない数字だ。
数字から伝わる生々しい現実や、そうさせてる自分の成績、責任やら重圧がドッシリのしかかる。耳を塞ぎたい。
うつむいて、スマホを眺め。
ゆがむ表情をファンに見せないようにと、ガード態勢に入る岡田紗佳。
近づく「スコア差発表の瞬間」をやりすごす構えに入った。
洗面器に顔を沈めるような時間である。
スパッとその話、その数字、早く言い終わらせてくれ…!
息を止め、また笑顔で顔を洗面器から上げてやる、と。
しかし、伊藤ゆりっぺ。
「サクラナイツとの差が……えー……」
「かなり縮まりましたね、えっ、およそ…」
「はちじゅっぽい…マイナスはちじゅっ…ぽい?」
「んと、あれ、はちじゅっぽいんと? くらいに…」
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DJミキサーかよ。何回ポイント差を言うのじゃ。
ターンテーブルでも回してるのか。
なぜ日向藍子に数字を聞く。その手に持ったノートには書いてないのか。
天井見ても書いてないわ。計算してこなかったのかと。
視聴者目線でも、ツッコミどころはあるのである。
正直4年経っても、まだまだインタビューはぎこちない。
その不器用さが面白くて、魅力でもあるのだが。
しかしわしは笑って眺めていた。ゆりっぺらしいな、と。
しかし。
この日の岡田紗佳には、どうやら耐えられなかったようだ。
とうとう長い麻雀プロ人生、初めての炎上の瞬間がやってくる。
岡田 「ハキハキ喋れんかね…」
…あ、言ってしまった。
麻雀ファンすらも言えなかった言葉を。
ポイント差を連呼され、イラッとしたのだろう。
なぜ一発で、数字の発表をサクッとすませてくれないのか。
正直、Mファンの多くが思っていたことかもしれない。
ゆりっぺ4年目、そろそろハキハキ喋れないものかと。
わしの元にも、昔からやんわり、その声はファンからたびたび届いていた。
もっといえば、わしはずっと思っていた。
若い女性プロにまかせても、彼女よりも上手くリポートできてしまうのである。Mトーナメントでもそうだった。そして、あの舞台に立ちたい女性プロは大勢いるのだ。
でもどこか(他業界から麻雀業界に来てくれている、有名な番組にも出ていたアナウンサーさん、しかも女性だ、優しくしなければ…)という「お客さんへの気づかい」で。
口には出さない暗黙のルールが、関係者にもファンにもあったといえば、あった。わしも視聴者の立場ながら、言いづらかった。
ただ努力しようとしている姿勢は伝わってたので、見守って4年目…が現状であった。ゆりっぺのファンから、こんな声がわしに届いた。
「伊藤さんはあと2年、暖かく見守ってあげてください♪」
待て待て。
合計6年も見守らなくちゃいけないのは、プロのアナウンサーなのか?
でもファンすらもそう言っちゃうくらいなら、やっぱり「足りていない」のである。
そこにとうとう岡田紗佳が「禁句」を発してしまったのだ。
でもせめて、そこでセリフを止めておけば良かった。
少し間を置いて、言葉が続く。
岡田 「麻雀のことわからんくせに…」
それは言いすぎじゃあああああああああああ!!
仲良い相手になら、面白い毒だけど。
たぶんゆりっぺとは、そういう仲ではないはずだ。
岡田紗佳が個人的に仲の良い、まつかよ相手にならOKだ。
その夜のうちに、まつかよがSNSで
「ひどーい、アタシわかってますぅー!
今夜も朝まで、焼きそば片手に雀荘でーす!
カンチャンずっぽし!夕やけニャンニャン!」
なんて、年齢バレを気にせず、明るく返してるところだ。
しかしゆりっぺは、SNSをやっていない。
ゆりっぺと選手の交流を、眺められる場所や機械は、ファンにはかなり少ない。わしも正直、どういう人かいまだよく知らない。ネットにある経歴データくらいである。
消えいるように、小さく漏れ出た、岡田紗佳の声。
それを嗅ぎつけ、これは岡田紗佳を燃やせるチャンスだ!…と
喜んだコオロギ達が、わらわら群がったのが、今回の炎上である。
岡田紗佳を叩く声も、どこかみんな楽しそうだ。
それだけ人の失言に厳しくいうくらいなら、ご自身はどうなのじゃと過去ログを眺めたら。日頃、芸能界の話題に汚い悪口を言ってるアカウントばかりであり。どの口が。
逆に麻雀ファンは「これはよくなかったね、反省した方が良いよね」と、落ち着いたコメントである。
ファンはみんな、岡田紗佳をよく知っている。
昔から炎上を繰り返していたような荒くれ者ではない。求められた仕事をしっかりこなしてくれる選手だ。アンチは多くても、毒舌でも、トラブルは一度も起こしていない。
かつて番組側が「勝利のダブルピースを見たい」と置いたカメラに、空気を読んでダブルピースしたら「なんかむかつく」と叩かれたのが、岡田紗佳の、この数年で一番のプチ炎上だ。そんな無茶な。
逆に言えば、叩きたいけど、叩く隙を与えない、しっかり者なのだ。
アンチの叩き方も強引になってくる。
「なんか!ふてくされたように見えた!謝れ!」
もう、無理やりである。
だが今回はめずらしく、そんな岡田紗佳が、隙を見せ
心の声を小さく漏らしてしまった。
わし個人的は、こう想像している。
岡田紗佳が口にした
「麻雀のことわからないくせに」は…
本当に言いたかったのは
「麻雀の理解や知識」じゃなく
「麻雀で生きている、私たちの気持ち」
だったのかもしれない。
それは、心の奥では、ゆりっぺ個人に向かったというよりも。
苦しさを表に出せないムードメーカー、岡田紗佳の。
(苦しい)のSOS、外に向けての発信音だったのではないか。
それが八つ当たりみたいな形で、ゆりっぺに向かった形になったのか。
そんなようにも見えてしまうのだ。
これからのシーズン終盤、選手の気持ちに寄り添ったインタビューが
とても大事になる機会が、かなり増えてくる。
各チームの浮き沈みに、選手もファンも感情を揺さぶられる。
まつかよは、多方面に気をつかった、とても見事な言葉選びと、進行をみせてくれる。普段、選手との触れ合いが多いからであろう。
それは実況者のコバミサや松嶋桃、日吉喉つぶし丸も同じだ。
普段、ゆりっぺと選手たちが、まつかよのように仲良く交流していたら。
麻雀の発信をしていたら。意見交換をしていたら。
深い関係性を築いていたら。それをファンが知っていたら。
ゆりっぺからだけじゃなく、関係者も彼女にもっと寄り添っていたら。
Mリーグではよく見る「身内のじゃれ合い」もしくは「身内ならではの批判」として流されていたかもしれない。
しかしそうはならず
「他業界の、お客様に対しての発言としては、それは失礼だろ!」
「そんなこともわからんやつが、麻雀業界の顔でいいのか!」
「よし、この切り口で叩こう! 燃やそうぜ、みんな!」
が、今回の炎上の根っこ、火柱である。
とにかく、叩かれる隙があった。
番組のイチ視聴者である、わしから言わせてもらえれば。
岡田もゆりっぺも、どちらも好きな番組の出演者の2人。
そう、わしらファンから見ればどちらも「Mリーグの人」なのである。
お客さんとか、他業界とか、関係ない。
演者だ。良い仕事のために、言いたいことは言えばいい。
見せつければいい。荒っぽくても。
それにワイワイいうのも、視聴者の楽しみであろう。
そこも含めての
「麻雀に関わって生きる人達の、生身のリアリティショー」
それがMリーグだ。
岡田紗佳には今回、はっきりとした反省点はある。
でもすぐに反省し、謝る姿勢に入ったのはさすがだなと思った。
事務所やチームからがどうこう言われるより先、自分の言葉と判断での、行動じゃろう。それが、つたない謝罪の言葉ではあっても。
自分の言葉で毒を吐き。自分の言葉で謝る。
そういうとこが岡田紗佳らしくて好きじゃ。わしらの好きな岡田紗佳じゃ。
ゆりっぺにも、正直、課題はある。
努力は認める。でもまだ距離感を感じている。
麻雀にも、選手にも、ファンにも。
仕事の出来の良し悪しに、慰めの声も集まっているが。
プロなのだ、大人なのだ。本来そういう声は邪魔なのだ。
そして話題をとりまいて騒ぐわしらにも、見直す部分がある。
ゆりっぺを今まで、どこか、よそ者扱いにしていなかったか?
もっとクソイジっていいんじゃないのかっ!!
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なので、とりあえず
楽しく明るい未来に向けて、個人的にオススメしたいのは
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一緒に焼肉食ってこい!
いいなと思ったら応援しよう!
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