【心理学】人間関係を円滑にする心理学テクニック一覧~交友関係から職場での人間関係をよくするための秘訣~
”コミュニケーション(communication)_社会生活を営む 人間 の間で行われる 知覚 ・ 感情 ・ 思考 の伝達 。 ( 生物学 ) 動物 個体間での、 身振り や 音声 ・ 匂い 等による 情報 の伝達 。(Wikipediaより引用)”
今となっては当り前の言葉として使われる”コミュニケーション”。この言葉は「コムニカチオ(分かち合うこと、共有する事)」に由来している。
現代においては、携帯端末や情報発信ツールが普及したことに伴ってその形は多様に変化し、対面での会話というカタチに留まることなく、SNSや電子メール、テキストメッセージや動画などの多くの手段として成立するようになって来ている。
これは文明とテクノロジーの進歩によってもたらされた恩恵ではあるが、その便利さに依存することによって、本来あるべきコミュニケーションの技術や対面での人との関わり方に支障をきたすケースが度々確認されるのも否定できない。
今回は、このコミュニケーションを取る際に生じる問題に向き合い、改善していくための一助として役立つようなコミュニケーションのテクニックや相手の考えを自分の想いのままに誘導するような心理操作の手法について項目毎に分けて簡単に紹介していこうと思う。
また、これらのテクニック(一部)は対面のコミュニケーションのみならず、SNS等でのテキストメッセージでも有効と成り得るテクニックもあるので参考にしてもらえれば幸いだ。
対面コミュニケーションで注意しておきたいポイント
会話は全身で
相手の話を上手に聞ける人ほど、”耳”だけでなく”体全身”で聞くことが出来ると言われている。そして、もっと言えば「心」で聴くという気持ちも大切にしている。これらを実践する上でどんなことに留意するかというと、
①にこやかに笑う(笑顔)
②頻繁に頷く
③会話中の80%は相手の目を見つめる
④相手とキチンと正面で向き合うように座る
⑤頭を20度ほど相手の方に傾ける
の5点である。これらは、相手に「話を聞いている/理解しているよ」という気持ちを自然と示すことが出来る会話中の姿勢で、実践することで相手は安心した上で「もっと話したい」と思わせてあげられる手法だ。これらに加えて、相手の感情が端的に表れている単語を拾ってミラーリングしてあげることで共感性が高まり、相手は自分との会話を気持ちいいと感じられる。
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