ボクが圧迫面接を経験した話。
こんにちは。こんばんは。うひひです。
さて、本日は私が圧迫面接を受けたときの話をしていきたいと思います。1ヶ月前のことで、記憶に新しく、細かく覚えているため、参考にしてください。こういう企業もあるということが一人でも多くの学生に知れ渡ればいいなと思います。
まず、圧迫面接とは何か、説明します。圧迫面接とは、企業が、学生のストレス耐性を見るために、高圧的な面接官を用意し、就活生に揺さぶりをかける面接形態のことを言います。
ここからは愚痴になりますが、ハッキリ言って、これ、就活生にはデメリットしかありません。もちろん、切り抜けて高評価を得る学生もいるでしょう。しかし、一方で、圧迫面接で面接自体に恐怖心を抱く就活生も一定数います。私みたいに。文句ばかり言っても仕方ないので進みます。
それでは、ことの発端から。大学3年生ということで、インターンに参加しなければな〜。っと、なんとなく思っていました。そこで、私はキャリアバイトという、長期インターンマッチングサイトに登録しました。そのサイトでは、企業からのオファー制度があり、プロフィールを充実させれば、オファーが来やすくなる仕組みでした。
自己分析も兼ねて、いざ、プロフィールを記載します。元々、短期のインターンに行くつもりだったので、声がかかればいいなー程度のものでした。
プロフィール記載から10日くらい経過したある日、ある企業からオファーが来ました。初めてのオファーに私は大喜び。即座に応え、なるべく早いほうが印象がいい!と勝手に思い込み、オファーから2日後に面接を設定しました。この変な思い込みが準備不足を招きます。
私の大学には、キャリアセンターなる、就活支援部屋のようなものがあります。しかし、コロナウイルス感染拡大の影響により、閉鎖状態。さらに、2日後に面接ということで、2日間で、面接で話す内容をまとめる、自己分析、企業分析、履歴書作成をしなければなりません。また、これは言い訳ですが、バイトのシフトが入っており、この日に限って14−23のロング。そのため、実質1日で全てを整えなければなりません。
当然ですが、見通しが甘かった・・・。なんとか全ての準備は終わらせたものの、肝心な面接の練習ができていません。ぶっつけ本番で面接に挑みます。この面接が、私の人生の分岐点になります・・・。
面接当日。極度の緊張で、家にいても落ち着かなかったので、ものすごく早く家を出ます。面接時間が15時からだったのに対し、13時には最寄駅に到着。暇で仕方なかったので、皇居周辺にいきました。すると14時頃、1本の電話が。内容は、面接担当者が15時から緊急の会議が入ってしまったので、面接時間を15時半にできないかとのこと。ここからあと1時間半は待てねえよ!と思った私は、14時半にできないか交渉しました。結果、面接は14時半からになります。
14時半。会社到着。応接室にて待たされる。履歴書を出してスタンバイ。履歴書を読んでいると、下書きの跡が消えていなかったことが判明。急いで筆箱を取り出し、消そうとするも、間に合わず。面接官到着。この面接官がマジでやばい。初登場の時点で若干キレ気味だったのだ。
「時間早めていただき、ありがとうございます」と、うひひ選手が先手を打つ。しかし、敵は、「あぁ」のみ。異様な空気が場に流れる。その後、「これ、書いて」と一枚の書類が渡される。誓約書だ。緊張のあまり、内容を見ずにサインしてしまった。おそらく、この面接内容を漏洩するなという警告文書だろう。
そして、挨拶を交し、席に着く。ここで問題行動発生。なんと面接官が、私の目の前で香水をつけ出したのだ。元々嗅覚が敏感な私は、香水が大嫌い。匂いによって、場が支配された。敵の先制攻撃をモロに喰らい、いざキックオフ。
ガッチガチの緊張のなか、最初に聞かれたのは、自己紹介と自己PR。前日に作った自己PRを、断片的に思い出しながらも、答えていく。敵は前のめりで、うひひ選手の眼を見ている。正直、気持ち悪かった。
自己PRを言い切った後、「ここに書いてあることと違うけど?」と敵が問いかける。頭に大量の?が浮かぶうひひ選手。「違うと言いますと・・・?」勇気を振り絞って聞き返す。その場はなんとかしのぎきる。
次の質問。志望動機。これも準備してきたことを言う。しかし、ここで詰まってしまい、言葉が出てこなくなる、うひひ選手。もはやこれまでか・・・。そう思われた時!「すみません。緊張しちゃって(笑)」なんと愛嬌で誤魔化す戦法〜!和ませてくれるだろう。その淡い期待は、打ち砕かれる。「あぁ。はい。」と、敵の反応。それも真顔で。雰囲気に圧倒されるうひひ選手、内心、「マジかよ。」ドン引きを隠せない様子。その後はなんともなく次の質問へ。
特にどの事業内容に興味を持った?だとか、何故その学部なのか?だとか、中学の不登校理由を聞かれましたが、ネタになるような話はなかったので割愛。
そして、最後に、恒例の逆質問コーナー!!私が聞きたかった質問は以下の通りだ。
「御社から、キャリアバイトの方でオファーをいただいたのですが、私のどこに魅力を感じたのでしょうか?」
うひひ選手。満を辞して、用意してきた爆弾を投げ込もうとします。しかし、敵は、「御社から、キャリアバイトの方でオファーをいただいたのですが」のところでパソコンをいじり始める。「(質問の途中なのにパソコンいじるか?普通)」少しイライラ気味のうひひ選手に、追い討ちをかけるような発言をする。「ああ〜。それで来たってこと?」何故か呆れ口調で問われる。「いえ。」と即答。続けて、「私のどこに魅力を感じたのでしょうか?」と質問をぶつけてみる。
すると、敵は少し困ったような顔で、「一応細かく見させてもらって入るんだけど・・・」と言いながら、パソコンをいじる。おそらく、必死になって探していたんだろう。「ん〜。でも一応枠は広めに取ってるからね〜。」と、敵。「ああそうなんですか(答えになってなくないか?)」と私。
この後2つくらい質問しましたが、ストレッチしながら答えられました。舐められていますね。クソ会社が。
以上、私が経験した圧迫面接の実態でした。文章にするとあまり伝わらなそうですが、雰囲気がヤバかったんです。登場シーンからピリピリしており、いざ始まれば、威圧するかのような、野獣の眼光。必死に話していても、親身になって聞いてもらえているとは1ミリも思えませんでした。笑わない。人前で香水。しかも臭え。最悪の一日でした本当に。
また、この一件で自信を全て失います。「面接=怖いもの」という先入観が根付いてしまい、今でもなかなか立ち直れません。夏の短期インターンも全て白紙に。7月8日現在、1社もエントリーしていません。
さらには、話は逸れますが、就職自体辞めようかとも考えるようになりました。もちろん、全ての会社が圧迫面接をしてくるわけではないということは理解しています。しかし、社会に出れば、嫌でも理不尽な扱いは受ける。さらに、時間の融通は聞かず、最低でも月160時間は会社に費やさなければならない(残業含めると200時間)。
「幸せ」ってなんなのでしょうか。会社に属して200時間働くことが「幸せ」なのでしょうか?
理不尽なこと言われて、あるかわからないボーナスをもらえることが「幸せ」なのでしょうか?
私は、バイトしながら、時間の融通利かせつつ、今の彼女と日常を過ごすことが「幸せ」だと感じます。私の「幸せ」の定義には、200時間働くことや、理不尽に耐えて得たボーナスは含まれません。正社員で働くことだけが人生ではないのかなと思います。
話を戻します。あの面接は、基本的には何も得られない、クソみたな機会でした。しかし、今後の人生、あるいは「幸せ」について、考える良いきっかけにはなったかと思います。
この経験を通して、皆さんに伝えたいこと。それは、圧迫面接をする会社はクソだということ。なぜなら、企業側と就活生との間に上下関係が生まれるから。繰り返しになりますが、圧迫面接でメンタルをやられる就活生は一定数います。個人差もありますが、ひどい人だと、就活を続けられなくなったという話も聞いたことがあります。また、圧迫面接は物的証拠が掴みづらく、訴えにくいのが現実です。証拠もないのに訴えれば、企業はシラを切り、最悪の場合は名誉毀損で逆に訴えられる可能性もあります。
これだけ見ても、企業にしかメリットがないですよね。若者の人生を壊しかねない圧迫面接。全く問題視されない今、自分の身は自分で守るしかありません。こういう現実があることを、まだ知らない多くの学生に知って欲しいと思い、この記事を書きました。是非拡散してください。少しでも多くの就活生を救うために。
本日は暗い話題でごめんなさい!でも、人によっては本当に立ち直れないんです。現に、私もまだ少し引きずっています。私みたいな被害者が一人でも減ることを願っています。
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