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【Coffee沼にズブズブ】Coffee vol.3

こんにちは。考えすぎCOFFEE大好きアーティストのUGYAUです。
今回はややこしい観測の話は一旦おいて、Coffeeの話。

少し前の話ですが、今年2021年のGWに行った
“Coffeeのコース料理(?)体験“についてのレポでございます。
時間が空いてしまっている為記憶がうろ覚えなところもあるのですが、頑張って書いてみようと思います。

衝撃的Coffee体験【KOFFEE MAMEYA Kakeru】

そのお店はこちら。
清澄白河にあるKOFFEE MAMEYA Kakeruさんです。

Coffee沼の記事第一弾では表参道のお店について書いたのですが、

今回は姉妹店の清澄白河のお店です。
このKOFFEE MAMEYA Kakeruさんは2021年1月27日にオープンしたばかりの、店内でCoffeeのフルコースが体験できるお店。

Coffeeの”フル“ってなんぞ。

出てくるお料理が全部コーヒー味なのかしら?

聞いただけでは内容がよくわかりませんが、
何やらすごいcoffeeが楽しめるらしいぞ!と言う
ざっくりした前情報のみで訪問しました。

店内に案内されて席につき、見てみたコースメニューとやらがこちら!

うん。Coffeeしかないですな!

Cold brew は水出しコーヒー
Filter はフィルターで入れたホットコーヒー
Espresso はエスプレッソ(まんま)
Latte はミルクを入れたエスプレッソ(ざっくりした言い方)
Milk Brew は牛乳で抽出したコーヒー(牛乳に12時間くらいだとか)
Mocktail はコーヒーを使ったカクテルの事(ノンアルコール)
KoffeeKashi  ってのは付け合わせ?のちょっとしたお菓子なので、いわゆるケーキセットみたいなガッツリスイーツではない

2種類の豆を飲み比べるものと、1種類をひたすら違う抽出方法で味わうものと、焙煎の違いを楽しむもの。

種類はあれど、最初から最後まで様々なCoffeeを飲むわけですね。
お腹タプタプにならんじゃろか…
カフェイン取りすぎで胃が痛くならんじゃろか…
などと若干の不安もよぎります。(胃腸弱い)

そんな方もご安心あれ。
デザートとのペアリングを3パターンも楽しめるDESSERT COURSEもあるで。
これはこれで楽しそう…

だが、お値段よ!
Coffeeメインでこの値段ってなかなかカルチャーショック。
普段は1500円のランチですら高いな、と思っているUGYAUです。
4000円って優雅なマダムの食べる良いところのランチコース並みじゃないですか。ひええ。

などと、つい日常生活の金額と比べてしまって及び腰になりつつ、他のメニューにも目を移しますと…

こちらが当日の取扱い豆のラインナップでして、
1cupでいただく値段と豆としての購入金額が書いてあります。
このメニューから気になる一杯をサクッと飲んで帰っても良いわけですね。
(この不思議なメニューについては1回目のcoffee沼の記事を見てみてください)

他にはこんなのも。
カクテルメニュー!
コーヒーカクテルが大好きな私は興味津々なのですが、この日は緊急事態真っ只中!!
酒類の提供が出来ない期間でしたので、オーダー不可メニューでした。残念。

そんな感じでのっけからビビりまくってしまったUGYAUですが、せっかくここまで来たのだからやはりコースを体験せずに帰るわけにはいかぬ。
let'sトライなのです。
この日は知人と二人で来店しましたので、それぞれ別のコースをオーダーしてシェアすることに致しました。


なんかオシャレなのが来た

UGYAU のオーダーした Koffee Mameya Course からご紹介してまいります。
豆のメニュー[H] (上記画像参照) でお願いしました。

Roaster はオーストラリアのONA Coffee 
豆 Colombia 
農場 Finca Mouteblanco
品種 Purple Caturra
精製方法 Citric Washed
だそうです。
(書いてても、まるで呪文の様で何が何やら…)

何故選んだかと言えば、スタッフの方がお勧めしてくれた豆なのでこれにしてみたのです。

左のショットグラスがCold brew
右のカクテルグラスはMocktail
(一杯が30mlくらいだから、コースを飲み進めて行ってもお腹タプタプになる心配はなさそうです。)

飲んでみるとライムっぽい爽やかな酸味。すっきりした味。
スタッフの方々この豆を勧めてくださった時に
「スプライトみたいですよ」って言っていたんですよね。
それが気になって注文してみたのですが、飲んで納得。
コーヒーを飲んだはずなのに口の中はスプライト。
あれ?コーヒー、だよね?と脳がバグを起こしたような感覚です。

一口目から異世界体験ですよ。

浅煎りでかつCold brewで淹れられているからか、いわゆるコーヒーっぽさがほとんどなく感じられて、もはや何を飲んでるのかわからない。
すごい。美味しい。(語彙力…)

Mocktailは何か美味しいものが混ざっていた。
(…すみません。詳細をメモるなどと言う事が頭から抜け落ちてました。)

豆のフレーバーが ライム,カモミール、トロピカルフルーツなのですが
そのフレーバーをより感じられるようなハーブ感と甘みを加えた味わい。
素敵に爽やかな良い匂いのする飲み物でした。

コーヒーの概念を鮮やかに取っ払ってくれた最初のメニュー。
これはすごいところに来てしまった!とお店の虜。
Koffee Mameya さんの思う壺。

単純なわたしは、一瞬でめくるめくコーヒーワンダーランドに飲み込まれたのです。


お次はMilk Brewだ!

次に出て来たのは手前の2つ。
Milk BrewとMilk Brewを使ったMocktailです。

Milk Brewは水出しコーヒーの牛乳版。挽いた豆を12時間くらい牛乳につけて抽出するのだそうです。
これもわたしは生まれて初めての一品。

使われている牛乳も特別仕様…………だったのですが、
こちらもメモとってなくてすっかり忘却の彼方…(泣)
グラスフェッドミルクだったか、何か脂肪分が濃いミルクだった様な………
(せっかくお話し聞いたのに、スタッフにお姉さん申し訳ありません。)

牛乳でもコーヒーって抽出出来るんだってのがまず驚きでしたが、飲んでみてさらにびっくり。
ミルクの甘さとまろやかさがcoffeeのフレーバーをさらに引き立てて、濃厚なミルク感なのにすっきりとした香り。

うわー、なんじゃこりゃすごい。
美味しい。(語彙力…2度目)

こんなものが頂けちゃうなんて、本当にすごすぎるお店です。


さあ、いよいよDripの時間だぞ。

コースメニュー的には1つ目のメインディッシュならぬ
“メインカップ”
でしょうか。

スタッフさんが目の前でドリップコーヒーを淹れて下さいます。

ドリップ前には挽いた豆を見せてくれて香りも堪能。
期待が高まります。

私のcoffeeは右側のカリタウェーブの器具で淹れてもらっている方です。
豆の種類によってドリップする器具も変えているみたい。
(ちなみにお店の器具は全て特注仕様らしい。黒で統一されてます)

2分半で抽出を完了させるレシピとの事。

そして出来上がったのはこちら。

持ち手のエッジが素敵な黒一色のカップ。
先程器具が黒で統一されていると書きましたが、カップやグラスもほぼ黒。
ショップのコンセプトカラー?などのデザイン的なこだわりかと思ったのですが、お話を聞いたところ
“カップを黒くする事でコーヒー抽出液の色をあえてわからなくしている。色彩の情報が目から入ってしまうと味に対して先入観が出てしまうので、それを極力無くしてダイレクトに味を感じて欲しいから。”
と言う様なお話しでした。

闇鍋みたいな感じでしょうか(違う)

以前表参道の店で購入したカップも真っ黒なデザインでしたがその際に
”スタイリッシュさ重視なデザインなのかな。
液体の色が見える白っぽい色味のカップもあればそっちが良かったなー。“
などと密かに思っていたんですよね。
(カップについてのレポはこちら↓)

ちゃんとコンセプトがあっての黒一色だったとは!
確かに料理の美味しさは味覚以上に視覚の影響が大きいと言う話はうっすら聞いた事がありました。
クロスモダール効果、クロスモダリティ現象などと言われるやつかな?
(有名なのはかき氷のシロップですね。赤いといちご味、緑はメロン味に感じてしまうアレ)

クロスモーダル‐げんしょう〔‐ゲンシヤウ〕【クロスモーダル現象】

認知科学や心理学で、視覚と味覚、視覚と聴覚など、本来別々とされる知覚が互いに影響を及ぼし合う現象。赤い色を付けた甘味料が入った飲み物はイチゴ味を連想させるなどの例が知られる。(コトバンクより抜粋)

話が逸れてしまいましたが、そのように視覚に影響されないで、ダイレクトにコーヒーのテイストとフレーバーを味わうための黒一色と言うわけです。
(事前情報に影響されまくるUGYAUにとっては大変ありがたい配慮でございますよ)

そして、舌と鼻で集中して味わったドリップcoffee。
もちろん文句のつけどころのない美味しさだ!
ホットでもちゃんとスプライト感があるのがすごいの。
テイストに書かれている通りにライム、カモミールのニュアンスなんですよね。
まだあまり繊細な味の違いがわからないcoffee沼初級のわたしには、わかりやすいテイストと間違いのない美味しさです。
お勧めしてくださったスタッフさんには感謝です!


ドリップは普通にカップ一杯(180〜200mlくらい?)を提供してもらえるので、
のんびり、じっくりいただきながらコーヒーを楽しめます。
初めてのコーヒーフルコースに興奮気味の気持ちもリラックス&クールダウンじゃ。

店内キョロキョロ。
大きなコの字型のカウンター。主に黒と四角で構成された店内デザイン。
どこもかしこもオシャレや…


ラストはエスプレッソ系!

ドリップを堪能させていただいた後に出て来たのは、エスプレッソとそれを使ったラテです。
そしてペアリングのコーヒー菓子。
確か、ベルガモット風味のプチサブレ?と
ブラッドオレンジとローズマリー?のゼリー
普通はコーヒーと一緒にハーブ系のものを食べるとコーヒーの強さに味が負けちゃう気がするのですが、ここではむしろ相乗効果で香りが引き立って不思議です。

豆の味わいをダイレクトに感じられるエスプレッソは苦味というよりも濃縮した酸味を楽しめました。
濃厚なミルクを使ったラテは贅沢なコッテリ感が締めの一品にぴったり。
そうです。濃厚さを出すためにこのラテのミルクは一度凍らせるのですって。
そして凍った水分を取り除き、濃厚な乳脂肪分のミルクにして使用しているらしいです。(Milk Brewのミルクも同じ製法だったかどうかは忘れちゃいました、すみません)

普段はあまり飲まないエスプレッソですが豆の味わいを別の角度から感じさせてくれるのですね。
ドリップと飲み比べることで、その豆を余すところなく堪能できるのが楽しい。
(自宅でもエスプレッソを淹れられる器具を揃えたくなって来ちゃう……)

濃厚なラテも普通にカップ一杯出していただけるので、これを飲み終わる頃には心もお腹も大満足。
大変満ち足りた気持ちになっておりました。


初のcoffeeコース体験終了

以上7種類が私の選んだKoffee Mameya Courseのメニュー。

一つの豆を7種類の飲み方で飲んだわけですが、同じ豆でもここまで違いを楽しめるのかと驚くばかり。

豆の違い、焙煎の違い、抽出器具の違い、抽出レシピの違い、コーヒーカップの違い。
一口にcoffeeと言っても選ぶものによって、さまざまな角度からcoffeeを楽しむ事ができます。

日々手探りで自分好みのcoffeeを求め知識を得る事、より美味しい一杯を淹れるためにあれこれ工夫してみる事。
行きつけのお店でスタッフさんとcoffee話を楽しむ事、
初めて行く新しいカフェで素敵な一杯に出会う事。

全て楽しい。

それがcoffee!

そして今回さらに知ったのが
“提供方法”でも新しいcoffeeの世界を楽しめると言う事。

ただ美味しいだけではない発見と驚きがあり、
知識欲、探究欲が刺激される。

ああ、素晴らしきcoffee沼!!

もう、この沼から抜け出すことは出来そうにないかなあ…。
こうして私の足はますます、深い深いcoffee沼に沈んでいくのでした。

これを読んで気になった方、絶対楽しいので機会を見つけて行ってみてください。
ネットから予約できますので。



わたし絶対もまた行きたい。
次回訪問するときはちゃんとメモを取りながら味わおう…


#徒然 #coffee #UGYAU  #coffee沼 #koffee_mameya_kakeru


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