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2024年に読んだ本ベスト10

2024年に読んだ本達はトータルで102冊でした。
そのうちコミックの9冊を除くと、93冊。
えええーっ!100冊を下回ってました💦
そんな気はしていました🤣
年々読了数が減ってるけど、読みたい本は増えていく…追いつきません🤣

さてさて、私的ベスト10を選んでみました。

雑食です


1位は #存在のすべてを
2位は #暗殺
3位は #光秀の定理
4位は #花散る里の病棟
5位は #未明の砦
6位は #百年の子
7位は #タスキ彼方
8位は #無人島のふたり
9位は #ブラックペアン1988
10位は #おいしい旅初めて編

感想をひとこと添えますね

「存在のすべてを」

奇妙な誘拐事件から始まって、その実は愛に溢れた物語だったという入口と出口でガラリと変わる凄い物語でした。
塩田さんの最高傑作だと思います。

「暗殺」

取材と論理的な考察で、これは、ほぼ事実と言っていいんじゃないかな。権力者は怖い。事実は簡単に捻じ曲げられて真実は隠されるものなんだな。夢中になって読みました。

「光秀の定理」

歴史ものが苦手な私なのに明智光秀は興味深く感じるのです。私の印象としては賢くて誠実で愛妻家。
学生の頃に読んでいたら歴史好きになってたんだろうなぁ。

「花散る里の病棟」

九州で4代続く町医者の野北家の物語でした。それぞれの時代で求められる医療を患者に寄り添って真摯に取り組む姿勢に胸が熱くなりました。

「未明の砦」

過労死問題と社会の歪さを考えさせられました。600ページ超えの大作ですが一気読みでした。

「百年の子」

8月の課題図書にしてました。戦時中の描写はリアルでつらかった。
だけど親から子への思い、出版社の葛藤や使命感等々深い深い作品でした。

「タスキ彼方」

箱根駅伝好きによる、箱根駅伝好きのための、箱根駅伝好きの物語です。
ムネアツです!

「無人島のふたり」

山本文緒さんが亡くなる10日前までの逃病日記。ツラい病状を語りつつもユーモアを感じる文章でお人柄だなぁと…。
悲しいです。

「ブラックペアン1988」

珍しくTVドラマをはまって観たために海堂尊さんの桜宮サーガを読み返しを始めたのです。
代表として最初の1冊だったコチラをランクインしときます。
まだ読み続けてますからね。

「おいしい旅初めて編」

短編集好きで旅好きな私にピッタリでした。現実からの気分転換ができますもの。
読書も旅もやめられません。

次点にした #あたしとママのファイトな日常 はとっても気持ちの良い作品で、繋がる山本王国も楽しいです。
もう一つの次点 #朱色の化身 はやっぱり大好き塩田さん。時代と男達に翻弄された女達の悲しい大河で、凄いものを読まされました。

2024年は重めなものに強く惹かれていたようです。
それと、海堂さんの桜宮サーガが示すようにシリーものを続けて読むクセがあります。
ランクインはしてないけども「あずかりやさんシリーズ」とか「みつばシリーズ」とかね。

拙い読書感想文ですが、今年もよろしくお願いいたします

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