
自分の内側の闇の部分を包み込む
最近よく聞く、ワクワク。
気分良く行動するというのが、とても大切と言われていて
こんな本も出てきています。
20万冊も売れている、それくらい
内側を整えようという人たちのトレンドなのです。
言葉に対義語というものがあります。
例えば綺麗の対義語は汚い。
胸が高鳴っている状態いわゆるワクワクにももちろん反対もあるわけです。
心がその反対の状態、
いわゆる不安や恐怖、憂鬱といった気分が落ち込んでいる状態。
そんな状態ではなく、ワクワクにフォーカスしていこうぜっていうのが
最近はやっています。
心がワクワクする事をしないと成功しない。
落ち込んだ状態で行うことはうまくいかないと、
そんな研究もあるくらいです。
それについてはこちらの記事で軽く紹介しています。
そのワクワクする事にフォーカスしてうまくいく。
そうそれは間違いなく本当のことでもありますが、
一つ大切な事を見落としがちなので、それについて少し考えてみては?
という提案です。
それは対義語という言葉あるように、
ワクワクの反対もあるように、
ワクワクにフォーカスしていくことで、大切なことが一つ見えなくなってくる場合があり、それがいつか爆発して表に出てきてしまう時があるということです。
人間は完璧ではありませんので、自分の闇の部分を見て見ぬ振りをしてしまい
『臭いものには蓋をする』
状態になっている時があります。
自分の内側で、その闇の部分を放っていてワクワクすることに走るのと、
しっかり向き合ってワクワクに集中するのは大きく違うということ。
結局最終的に、
清濁併せ呑む
という視点で
ワクワクするようになればOKなのです。
ワクワクすること心躍るような事に走りながらでもいいので、自分の闇のパーツを理解しながら前に進んでいくような感じが大切です。
自分の闇を無視し続きてきた結果、後でその闇のパーツと向き合う羽目になるっていうのは良くある事です。
ですが、それも経験です。
古代からの考え方で
陰と陽
というものがあるのは、この記事にたどりついた方も知っている事でしょう。
いいことも悪いこともあるのが人生です。
その悪い感情や、自分の闇の部分を無視して、
都合の良いことばかりフォーカスしていくと、
いつかその闇の部分が内側から出てくる時があります。
その時は結構厳しい時になってしまいます。
ですが、それも経験です。
その厳しい経験をもワクワクするような明るい捉え方で生き抜いていくことが大切なんだということなのです。
幸、不幸の2極を超えた目線からの幸福。
そういった、
もう一歩後ろに下がって物事も見る。
あるいは、
一つ上の段階から物事を捉える
そんな視点からのワクワクやいい気分を楽しんでいる状態が大切だよっていう提案をしたいのです。
わかりにくい方にもう一つ例えです。
中村天風さんというヨガをやっていた方がいます。
その方は
絶対積極
という言葉残しています。
積極的と消極的を超えた
絶対積極。
積極と消極の2極に振り回されるんじゃなくて、
常にいつ、何時も、何事にも積極的にということです。
もう少しいうなれば、
陰と陽の2極が全ての物事にはある。
その上で常に上機嫌で、
内側の闇も包み込んでしまおうよ。
ということです。
清濁を併せ呑む余裕
そういった余裕が
愛であり、
闇を包み込んで明るく生きていく。
闇があるからこそ学びがあった。
そういったものが人生を豊かにする要素の一つなのです。