山本遊子更年期日誌、十一
昨日、子供達が学年末で通知表をもらって帰ってきた。長男をもう何年も塾に通わせている。それなのに現実的に成績がよくなる方向に導いてやれなかった自分が腹立たしく、夜中目が覚めて眠れなくなった。子供を取り巻くいろいろなこととの距離の取り方が難しい。
子育てちゃんとやろうとするとしんどい。適当にしよ。金は出すけど口は出さない母親でいたい。そうだ、それだ。
金は出すけど口は出さない2人の人間のクライアントに、なれるのだろうか。私は。
仕事での疲れ方が半端ないので少し運動もしないとな、と思っているが、無理だな…。あーいやだ。がんばるのいや。
子供に人生は長いからそんなに焦らなくて自分のペースでいいよって、言ってあげられたらいいんだけどなあ、本心からそうとは思えない。人生、細かく選択を迫られる。勝負しないといけない場面に遭遇する。
あー。
だめだ。
子供は、急所だな。