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何者

高校生の頃演劇部にいた。

昔から親の影響でテレビっ子だった。お笑いもドラマもたくさん見てきたしだいすきだった。母も同じようにテレビっ子で、俳優さんが好きになって、「舞台があるから一緒に行こ」って誘われて、出てる俳優さんが私も好きだったし見れるなんてすごいなと思ってたから一緒に観に行った。それが私の舞台との出会い。

ものを作るのが好きで、工作とか好きだったし手先も器用な方だし、舞台に関わりたいなって思った。母は舞台美術とかいいじゃんって、私もいいなって思った。高校は演劇部があるところ、と思って選んだ。

最初は演技する気なんてなかったんだ。
だけど、顧問の先生は最初は演技してみようっていう先生で、初めて舞台に立った。私じゃない私になった。楽しいなって思った。
1年で立った舞台は2回。私の経験はそれだけ。途中で顧問が変わって最悪でやめた。

この頃はまだ夢とか理想とかなりたいとかそういうもの・気持ちがあった気がする。

高校を卒業して大学。保育の短大。まだ俳優になりたかった。卒業しても就職せずになりたいと思ってた。(今となっては思ってたというよりそういうことにして働きたくなかったに近い気がする)



演じるってことは、私じゃない誰かになることだと思う。ドラマとかさ、医者とか弁護士とか、現実ではなれない仕事をしたりとか、いろんな経験出来て、私じゃない誰かを生きられると思ってた。だけどそれはその中だけで、実際は私のまま。日常だって変わらない。ってことに気づいてしまった。
つまり、私は私じゃない誰かになりたい のが答え。叶わない夢。


誰にもなれないことに気づいたら、やりたいこととかなくなっちゃったや。
そんな私の生きる理由はロックバンド。だいすきな彼らと生きている。


最近の私は 、好奇心旺盛な性格が働いていろんな資格をとりたい、できる範囲でいろんなこと(仕事もプライベートも)してみたい。
つまり、現実の私で誰にでもなりたい んだと思う。限りはあるけど、別の人の人生みたいにいろんなことをしたい。それが今の夢、夢って言っていいのか分からないけど。
楽しく生きてたいな。


いつも文章まとまりないし言いたいこと結局わからん

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