ウェディングプランナーという仕事の価値向上に関して
ウェディングプランナーという仕事は
世の中の仕事の中でも非常に難易度の高い仕事であると思います。
業務量も多く、大変なので離職率が高い仕事でもあります。
その業界の課題を改善したい!というのが私の昔からの目標です。
私が成し遂げたいことは、
『世の中の結婚式を増やす』ことで
⇒そのために『結婚式のクオリティを上げる、本質的な結婚式を増やす』
⇒そのために『結婚式場のプランナーのスキル向上、働き方の自由化』
ということをやっていきたいと思ってます!
そこで個人的な目標としては
①まず会場所属のウェディングプランナーのスキル向上
②ウェディングプランナーの働き方の自由化
③フリーランスのウェディングプランナーの普及
という流れでプランナーをもっと働きやすくして
世の中の結婚式をもっと良いものにしていきたいです!
◆そもそもウェディングプランナーが大変な理由
・BtoC業務でカスタマーとのコミュニケーションが非常に難しい
・高額な商品なので、少しのミスが大きなクレームにつながる
・基本的には人生で1回のものなのでお客様が初めての方が多い
・1人が担当するお客様の組数が多いため顧客管理が大変
・会社から数字を詰められて接客がしんどくなる
夢を持ってプランナーになる子が多いですが、
上記の壁にぶつかって挫折する子が多いです。
①まず会場所属のウェディングプランナーのスキル向上
結婚式場で働いているプランナーは非常に忙しい!
土日は忙しくて、平日は暇なんじゃないの?っていうイメージあると
思うのですが、平日はみんなの休みを回していることで
出勤メンバーが少ないため電話対応に追われる。
また週末は打合せや結婚式のフォローで
あっという間に一日が終わります。
そのため週末の打ち合わせの資料作成などは平日にやっています。
また担当の組数が多く、顧客管理が非常に大変です。
だいたい平均で月7,8組持っている子が多く、
平均4か月前から担当を持つので、実際は30組くらいのお客様を
同時に進めていく必要があります。
※大体私の現役時代は週末は日付変わって帰ることが多かったですw
ということもあり、勉強する時間がない!
かつ担当をこなすのに必死で1組1組に向き合う時間が少なくなっている。
というのが現状の課題だと感じています。
それを改善するためにもっとプランナーの教育に力を入れるために、
働き方をもっと自由にして余白の時間を作るべきだと考えてます。
しかし1人前のウェディングプランナーになるためには
多くの担当をこなすことは通らないといけない道なので
この期間にスキルを磨いでほしいです!
私の場合はプランナー時代に面倒見の良い先輩がたくさんいました。
例えば打合せの際にどういう風に資料を作成しているか、
どういう風に資料をチェックしているかを先輩の話を聞きまくりました。
まさにOJTで成長しました!
②ウェディングプランナーの働き方の自由化
結婚式場のプランナーは非常に困難な環境で働いている子も多いです。
例えばレストランあるあるでいうと、レストランのサービスも
お手伝いしながら、担当を持っている方も多くいらっしゃいます。
また朝礼とかある式場だと出勤時間が調整できなかったり
なかなかフレックス勤務になっていないのも事実。
また働き方改革などによって残業規制も厳しくなる中で、
残業はできないけど完成度高い資料を作らなければいけない
⇒仕事が終わらないというループが発生します。
そんな中、クレームが起こったとしてもしっかりフィードバックできずに
同じことしないように自己流で改善していく、
というプランナーがほとんどではないかと考えています。
どうやって仕事を効率化するか、そのレクチャーの時間も
忙しいから取れない、取れないから仕事が効率化できない、
という負のループが業界で起こっています。
そのために根本的な仕事の進め方の研修などをもっと行っていくべきです!
③フリーランスのウェディングプランナーの普及
東京では当たり前になりつつありますが、
フリーランスとして活動するウェディングプランナーが増えております。
特に最近では会場と契約して、その会場の担当者として
働く方法も増えてきております。
どうしても年齢を重ねたり、結婚、出産という節目があると
続けるのが難しくなる職種です。
プランナーの業務って実はリモートでできることも多いです。
大手企業ではサポートプランナーを雇って、打ち込みを代行したり
しておりますが、それはほんの一部です。
打合せはリアルでやるのがベストだと思いますが、
資料作成やメール処理は自宅で行うことはできます。
ここではセキュリティの問題が出てきますが、
そこの信頼は少しずつ積み上げる必要があります。
フリーランスのメリットは、
信頼=責任 ですので
失敗が許されません。
そこで多くの場合、本当にお客様に寄り添った接客をしてくれます。
企業目線で言っても人件費も安く済ませることができるので、
非常にwinwinなモデルだと思ってます。
これを普及させることで日本の結婚式がもっと良くなると思います。
その他、現状の式場のプランナーの皆様が困っていること、
改善したいことを吸収してさらに良い業界を創っていけるように
邁進していきます!