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かっこよく、生きる。
時間が経つのは早いですね。
もう一月もほんとんど終わってしまいました。
毎年、それとなく新年の目標を立てているわけなんですが、今年は、ここに目標を宣言しておこうと思います。
と、その前に、最近の私は、といえば、あまり調子がいいわけではなく、
世の中の状況が大きく変わっている中で、「はたらくってなんだろう」と考えたりしています。
なかなか答えが見つからないので、どちらかというと、「悩んでいる」に近いかもしれません。
これまでの仕事を振り返ってみても、はたらくことの意味や目的が、曖昧で、
なんとなく、生きてきて、なんとなく、いまの仕事に就いて、なんとなく、はたらいている。そんなかんじです。
それなりに楽しかったし、満足していた。
もしかしたら、満足していると思い込むことで、安心していたのかも。
もちろん、いまの仕事は、そこそこ楽しいですが、
正直なところ、なんとなく満足感が得られていない日々が続いていました。
そんな中で、2020年は、コロナウイルスの影響で、生活の様式が大きく変わりました。
自分の住んでいる町の様子や、ニュースからの情報で、とてつもない影響が出ているのは明らかでした。
暗いニュースが多くて、みんな疲れていて、さらに、自分自身で、考えたり・悩むことが多くなりました。
自分は世の中に貢献することはできているのだろうか、とよく考えます。
「はたらくってなんだろう」
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ふと、2016年の熊本地震のことを思い出した。
ほぼ震源地にいた私は、避難所や、借りていた家を行き来しながら、可能な限り復興支援に参加していた。
実家は、地震で全壊し、生活を立て直すのに、必死でしたが、
同時に、たくさんのボランティアの人たちとの、素敵な出会いがあった。
全国各地から、休みを利用してきていたり、わざわざ仕事を休んだりしていて、中には仕事を辞めてきた、という人もいた。
外国の方もいた。
そこでの復興支援の活動は、単純に楽しかった。
瓦礫掃除のように、大変な活動も多かったものの、そこにいた人たちは、とてもエネルギーに溢れていて、毎日が楽しかった。
自分たちの生活もなんとかしないといけない状況で、復興支援参加する余裕があったとは言い難い状況だったが、
よくわからないけれども、自分の意思で活動に参加していたのを覚えている。
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改めて振り返って考えてみると、その時の原動力になったのは、
「自分のため」ではなく、「誰かのため」にはたらく、というはっきりとした目的があったからなのではないかと思います。
今の自分はどうだろう。
世の中のためにはたらきたいと思っていても、結局は、自分のことを優先していたように思います。
もちろん生きていくためには、お金が必要だし、自分のことを優先するのは、必要ではあるけれども、
あの時に感じていた、全員から溢れてくるパワーを知ってしまった私は、その感覚をもう一度感じたいと思っているような気がします。
建前でもいいから、まずは、「誰かのために、はたらいてみる。」ことを意識してみる。
いつか本当に、誰かのために、はたらくことが出来る人間になりたい。
今思うと、はたらくって、こういうことなのかなと。
仕事によっては、「自分のため」と「誰かのため」が表裏一体だったりする。
「自分のため」に働いているのだけれども、結果として、「誰かのため」にもなっているパターン。
「誰かのため」に働いているのだけれども、結果として、「自分のため」にもなっているパターン。
結局、両方にプラスになるからいいじゃないか、と考えることも出来るのだけれども、基本的に大きく変わらないのかもしれないけれども、「誰かのため」に、はたらいた方がかっこいいじゃないですか。
そんな、はたらき方、生き方を真似したいと思います。
今年の目標は?と聞かれたら、「かっこよく、生きる」。
無理しない程度に、頑張ってみたいと思います。