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歩行の捉え方~全体と部分の話~

皆さんは歩行という動作を
臨床でどのように捉えていますか

様々な考え方や見方があるからこそ
私はこう見るというと言うか、
基準が必要なのかもしれませんね

歩行動作の評価の基準が生まれれば
応用はいくらでもできるのですが、
私はこの基準をつくるのに
とても苦労しました

そして皆さんも苦労してませんか。

若い時の苦労は買ってもせよと言いますが、
苦労が長いのも辛いですよね

そこで私が今肌で感じている
歩行の捉え方で大切と思う事を
伝えたいと思います

少しでも苦労する時間が短くなり、
楽しさに変わるためのヒントに
していただければ幸いです

さて、歩行の捉え方で私は
4つの事に着目して
動作を診ています

この4つの事を話す前に
歩行を診る時に
私が陥っていたことをお話させてください

部分を診る

それは「体のある部分を診る
ということに集中していた事です

例えば骨盤に着目して診る
膝に着目して診るという具合です

皆さんはどうでしょうか?

確かにこの診方はとても重要です
しかし、体のある部分を診る前に
観察しておかなくてはならない事があるのです

全体を診る

それは「体全体を診る」ということです
悩み・苦労していた頃の私は
体のある部分に着目して
動作を観察していました

つまり各関節の位置関係や
アライメントを考察していたのです
でも、それよりも大切な事を私は見落としていました

それは体で一番重たい胴体が
脚の上にどのように乗って歩いているのか
という全体を観察することです

これを踏まえたうえで
各関節のアライメントを考察しないと
臨床では思い描いた対応ができないだけでなく
苦労するのです(笑)
※あくまで個人的な経験談です

どうですか?(*^-^*)

意外と見落としていませんでしょうか
体全体の具体的な診方は人それぞれですが、
まずは体のある部分を診ることの前に
全体を眺めてみてください

いろいろな発見があると思います♪
そして次回はその診方のポイントを1つご紹介します(*^-^*)

こうした内容は形態構築アプローチの効果判定にも必要です。
形態構築やそれに必要な評価方法の具体的な診方や考え方を知りたい方は、勉強会の情報案内をメールでお送りしております。
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