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歩行の捉え方~全体を診るポイント3~

動作分析の中でも歩行は重要度が高いと感じている反面、苦手意識が高いと感じている事も多いと思います。

でも結局は自分の診方の軸(評価基準)が大切です。

私はまず全体を診る事が大切と考えています。

今日はその3つ目のポイントをお伝えします。

形態構築アプローチという概念は私の臨床を大きく変えてくれました。

形と機能は常に相関関係にあり、ヒトの形は物理学的ルールに従います。

この根底を理解してからアプローチ方法がより確かなものとなりましたが、歩行動作分析においても重要です。

これまでずっと述べてきましたが、ヒトの骨格構造は全て円運動が起こるようにつくられています。

この円運動は並進運動を生み「歩行動作」となります。

つまり並進運動という歩行全体を観察する際、姿勢をどうしても考慮しなくてはいけません。

文章で説明しにくいですが姿勢で機能を予測しつつ、実際の歩行動作で姿勢全体を観察するのです。

分かりやすく表現すると「偏位(形)」を観察するということです。

これもある程度の評価基準が必要となりますが、文章で説明するより動画や勉強会での体感が一番だと思います。

言われてみたら「そりゃそうだ」と思うかもしれませんが、改めて何かの気づきやヒントになれば私としても非常に嬉しいです。

歩行はまず、全体を診る。

そしてそのポイントは大きく4つ(と感じています)。

次回はいよいよ4つ目です。

お楽しみに(*^-^*)

こうした内容は形態構築アプローチだけでなく様々なアプローチの効果判定にも必要です。こうした評価方法やアプローチ方法を知りたい方・学びたい方は勉強会の情報案内をメールでお送りしています。当院のホームページのお問い合わせページより、その他をチェックしていただきお気軽にご連絡ください。臨床の質問もお待ちしております♪

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土屋元明(姿勢と歩きの専門家)
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