形態構築アプローチのセミナー資料
令和1年11月3日に開催する
形態構築アプローチの臨床応用~立位形態と歩行~
のセミナー資料を公開いたします。
皆様、多数のご応募ありがとうございました。
今回参加できなかったけど形態構築アプローチに興味がある方、勉強してみたいという方から要望がありましたのでnoteに資料だけアップすることに致しました。
臨床における発想のヒントになれば幸いです。
ぜひご覧ください(*^-^*)
今回は参加できなかったけど次回は参加したい方、
日程が合えば参加してみたい方など
参加をご希望の方は当院ホームページよりご連絡いただければ
優先的に予約を承りますので、ご連絡ください(*^-^*)
歩行の診方もしっかり伝えますよ♪
それではさっそく、ご覧ください
形態の基軸
ケンダルの姿勢分類(図左上)は矢状面の姿勢変化を表しています。
左から順に、ニュートラル、カイホロードシス、スエーバック、フラットバック、ロードシスとなっています。
これは胸椎と腰椎の弯曲度合いと、骨盤が前後どちらに偏位しているかで形態が変わることを意味しています。
ケンダルの姿勢分類とは別に、前額面の姿勢変化(図右下)も提示してあります。
これは胸椎と腰椎が左右のどちらに凸傾向なのか、そして骨盤が左右どちらに偏位しているのかで形態が変わることを意味しています。
形態が変化すると機能が変化しますが、いずれもまずはニュートラルに近づけることで機能が高まるかを確認することが、臨床では大切となります。セミナーではその意味と方法についてしっかり触れていきます。
ちなみにこれが診れるとエクササイズが的確になると私は感じています。
基軸がわかれば逸脱に気づく
そして、ニュートラルはまっすぐのイメージで構いませんが、ニュートラルの指標が必要となります。この指標を基軸として、機能と形態を考察するのが形態構築アプローチです。
この形態構築アプローチの概念を理解すれば、基軸からの逸脱に気づき、機能を確認できるようになります。そして臨床で応用が利くようになります。
地球上のルールとは
さて、形と機能がなぜ相関するのでしょうか。イラストにもあるように、それは力学場の変化が起こるからです。
力学場の変化は、地球で生活するうえでの普遍的な力のルールであり、これは3つに集約されます。この内容がイメージできて、動作を確認することが実はとても大切なのです。セミナーではしっかり体感していただきます(*^-^*)
観察ポイント
自然立位形態を観察する際の最初のとっかかりとそのポイントを提示しています。セミナーでは、さらにそこから全身の繋がりについて説明し、実際に動きを変えていきたいと思います♪
先祖から受け継いだ機能
形態構築アプローチでは歩行の第一歩がどちらかを確認することがとても重要となります。これは四つ足から直立二足へ進化した機能をより引き出すポイントになるからです。
ちなみにこの視点が持てると、セラピスト自身の体の使い方や意識も変わるのではないでしょうか。
そしてさらに、四肢と体幹の連動性について触れていきたいと思います。
余談ですが、来月両側膝のTKAを施行される方が先日いらっしゃいました。
可動域制限と動きの改善を得てから手術をしたいとのことで対応させていただきましたが、先祖から受け継いだこの機能をしっかり引き出すようにアプローチすると楽に動けるようになりました。
あとは手術で構造的破綻が改善されれば、よりよい身体になるのではないかと期待しています(*^-^*)
歩行の診方
自然立位形態と四肢と体幹のつながりを理解したところで、実際に歩行動作を診るうえで重要な点を説明していきます。
これは日本一、いや世界一だと私が思っている師匠、園部俊晴先生から教わった内容です(今も教わり続けています)。
これはしっかり実技を通して面白さを伝えますのでご期待ください。
己の形態を再構築してみる
歩行という機能を実際に変えるための形態構築アプローチの一例を紹介しています。今回は足底にパッドを処方する方法をご紹介します。
いずれも明日の臨床で展開できるように工夫しています。私自身よく使用する方法を3つご提示いたします。
いかがでしたか(*^-^*)
今回参加できなかったけど形態構築アプローチに興味がある方、
勉強してみたい方
臨床の何かのヒントになれば幸いです
形態構築アプローチのセミナーに参加してみたい方は
当院ホームページ
よりご連絡いただければ
優先的に予約を承りますのでお気軽にお問い合わせください。
最後に
この写真は形態構築アプローチを考案された山嵜勉先生です。
直々に今も学ばせていただける喜びを、しっかりアウトプットしてまいります。
いやぁ、それにしても本当に臨床って楽しいですよね。
それではまた次回。
さよなら、さよなら、さよなら(^^)/~~~