世間的に大名盤って感じではないけどとても好きなアルバムをつらつらと #2
表題の通り。メタル系多め。動画は貼りません。自分で探すか買え。酔った勢いの投稿なのでかなりの乱文になります。
いくぞ!!!
Agoraphobic Nosebleed - Agorapocalypse
打ち込みドラムの爆速グラインドコアを志向していた彼らだが、このアルバムでは打ち込みドラムのままスラッシュメタル+オールドスクールグラインドをプレイ。スラッジ・ドゥームメタルバンドSalomeから引っ張ってきた女性ボーカルKatの血走った絶叫とヒステリックな曲調が完全にフィット。メタルとして評価するなら過去作の比ではないくらいの充実度。
Author & Punisher - Beastland
ワンマンインダストリアルメタル。Godfleshなどの系譜でありながら、ドゥームメタル的なリフやメロディアスなボーカルラインもあり、かなり「聴かせる」ことに重点が置かれている。"Nihil Strength"のような激重単調インダストリアルドゥーム曲もあり、アルバムとして完成度がめちゃくちゃ高い。
Bongzilla - Amerijuanican
いわゆるスラッジコア/ストーナーメタル。緊張感や殺伐感の演出は諦め、煙たくてグルーヴィーなリフ一発勝負にでているアルバムだが、それが完全に吉と出てリラックスして聴ける良質マリファナメタル。ミックスも煙ったいスケール感を演出しておりgood。
Exorgrindst - Exortic Grinding Hard Core
仙台ハードコア唯一のアルバム。タイトル通り「グラインディング・ハードコア」としか言いようのない絶妙なスピード感でかっ飛ばす楽曲が続く。さんざんリスナーをかっこよく振り回した挙げ句ラスト"Freedom"でドラマティックな展開を見せて〆るものだから、「聴後感」の良さはピカイチ。
Grinch - Thrash Break Vol.4
日本のシューゲイザー/オルタナロックバンドのEP。エクストリーム・メタルの要素もユーモア程度に盛り込みながらも基本は感傷的なシューゲイザーPOP。ノスタルジックなラストチューン"夏の面影橋"は必聴。17歳くらいの最も甘酸っぱい思い出を回想しながら死にたくなろう!
チベットの仏教音楽2 -歓喜成就タントラの伝授
タイトル通りの儀式の声明を録音したもの。器楽が全く入らず延々とチベット仏教の念仏が続く。かなりの大人数で行なった儀式らしく、パート分けで豊かな倍音があらわれる部分などはかなり重厚。ビートレスにもかかわらず強い反復感が感じられ、そこらのストーナーロックよりよほど酩酊できる。お世辞抜きでトリップミュージックの金字塔の一つといっていいのでは。
Joseph Bonner - Impression of Copenhagen
"Pharoah Sanders - Love in Us All"でめちゃくちゃキレイなピアノ弾いてた人のソロアルバム。「メロディアスでスピリチュアルっぽい、めっちゃ良いピアノジャズ」の一言に尽きる。ピアノを引き立てている他のパートも優しくて心地よいフレーズを連発し、かなりいい味を出している。リラックス~
Nothingface - Violence
20年前あたりに流行ったニューメタル/グルーヴメタルの一つ。とにかくリフがわかりやすくヘヴィでキャッチー。多少歌メロが退屈でもヘッドバンギング必至のギターリフと絶妙に気持ちいい変拍子の挿入で全て帳消し。全く真新しさがなく似たような曲がたくさんありそうなのに死ぬほどかっこいい"Blue Skin"のリフ展開はもはや天才の域。
以上。#3は気が向いたら投稿します。
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