ゲームのプロって、何だろう?
記載開始日:2021/3/15
去年末の記載から2か月が経過し、二度目の緊急事態宣言が発動している昨今。いかがお過ごしでしょうか。
中の人もテレワーク作業の順応に四苦八苦しているため、なかなか落ち着いてポーカーと向き合う気持ちが無く絶賛休眠中。こんな状態でオフライン卓に出向いても不健康なので、ちょっと我慢のしどころですかね。。。
巷ではポーカー界隈でも弟子を取る取らないの話が展開してたり、音楽シミュ(「音ゲー」という言葉を避けています)のプロが発足するなど様々な動きがありますね。
音楽作る人はCDや視聴権を買ってもらうことでお金のやりとりが成立してますが、ゲームのプロとは?となると何処から賃金が発生してるんだろうとふと思うことがあったりする昨今です。
アミューズメントゲームのプロについては「広告媒体」感が強いので
今回の話では棚に上げておきます。
スポーツの各競技においても観客が存在する場所があるから「エンターテイメント」として成立するわけですよね(ない場合はNPO法人、メーカー企業、クラウドファンディング経由になるのかな?)。
中の人が「ポーカーのプロ」の例え表現時に使ってるのは「ゴルフ」だったりします。
場所の提供、プロテスト・トーナメント、練習場でのプロ(所謂レッスンプロ)の存在、開催企業(管理者)があるからプレイヤーが存在できるわけですが、将棋・囲碁も類似した環境(日本将棋連盟・日本棋院が管理)があるから「棋士」が存在できるわけで。
んじゃ、ポーカーは?というと、僕らが始めた頃はよく分からない話だったんですね。何となく集まった面子でチップを借り入れて、各ハウスで決まった料金で場所を切り盛りしていたイメージが強かったです。
トーナメントの存在を2000年ごろに聞いてからぼんやりと見えてきて
腰入れ直した流れで、そのころになって漸く競馬で良く言われる「ステークス」の概念を理解できるようになったのですよね。
(馬主が各々参加費を持ち寄って、1番が総取りするシステムから派生)
ブックメーカーが賭け金管理をして、手数料で維持を図る流れに。ちょうど知り始めた頃から券もの購入に注ぐことは無くなった感じだったりします。
スポンサーが皆無の場合でも、参加費から諸経費(主催管理費、場所代、ディーラー賃金)を引いた残りで順位による分配を図ることで賞金が発生。
分配方式で主に使われるのが「比例代表制」で、耳にしたのが義務教育以来(中学でドント式の説明とか受けたよなぁ…という程度)。まさに「寝耳に水」状態でした…
そこから上位に入ってお金を貰えて初めてプロと呼べる、と思っていたりします(企業から広告代理費用として賃金を頂く道もありますが、先立つものが無いと難しいですよね…)。
自身が始めた当時だと国内で供給が見えにくかったので、海外に出向いてそこそこの勝利をもぎ取ってトーナメント参加費に充てた時点がプロの開始点と今も信じていたりします。
(相手があってこそなので、参加者にも感謝すべきでもあります。
負けて持ってかれた場合は、供託金出資者となるわけです...)
なので、自分も突っ込まれたら恐縮ですがその時期があった人だったりします。1位抜けは TOC2001 の小さいサテライトで経験済み(2着で参加費返し)ですが、Bellagio の サテライトは2着何もなしで笑うしかなく。$1060 の参加費を現地で取れた感動は今でも感慨深くて、20年近く経った今でも心の礎となっています(3/17 更新:両方とも経験できたのがFLO8であることは以下の戯言内にも張っている過去の雑記で記述済みなので、そちらも合わせて読んでいただければ)。
身の回りの整理優先でもがき続けている状態が続いていますが、人生終盤に差し掛かったし何とか出来るとこまで残したいとこ。小学期に世を離れる願望を持ったこともあったりしますが、今は何かを成し遂げるまで無理な話。ほんと、脳みそ回せる間に何とかしたい所存であります。