B1第9節 GAME1 Bリーグ2023-24 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS 茨城ロボッツ
12/2 アダストリアみとアリーナ
⭕️注目ポイント
皆が待っていた、スコット・エサトン復帰。
ドルフィンズの大黒柱。
デニスHCの精神安定剤。
神と呼ばれる男。
派手なプレイはあまりしないが、とにかく頼りになる。
そして何よりP n R(ピックアンドロール)が上手い。これまでの新外国籍3人にはない大きなポイントが、まさにこれ。
エサトンに注目しましょう。
⭕️試合結果
89-79
24-20
20-28
21-11
24-20
10点差で勝利。5連勝。
⭕️重要スタッツ
・2pt
名古屋 27/41 65.9%
茨城 14/32 43.8%
・3pt
名古屋 8/19 42.1%
茨城 13/37 35.1%
・リバウンド
名古屋 OR 9 DR 37 TR 46
茨城 OR 8 DR 15 TR 23
・スティール
名古屋 4
茨城 12
・ターンオーバー
名古屋 23
茨城 11
⭕️総評
前半は拮抗した内容で、ハイスコアの面白い試合だった。
両チームともにシュート確率が高くて、特に茨城は3ptを多投しており、それが40%以上の確率で入ることで名古屋は苦戦。
山口のサイズを生かしたドライブを止めることができず、さらに名古屋はターンオーバーを連発し、そこからファストブレイクでやられて、前半で48失点。
オフェンスでは、高確率なシュートで何とかついていった。
後半に入り、名古屋のディフェンス強度が上がって、茨城のオフェンスを止めることに成功。
茨城のシュート確率がどんどん落ちて、ディフェンスリバウンドをきっちり回収。山口のドライブもヘルプがしっかりチェックしてアジャストできた。
ケネディの3ptシュートだけは最後まで入り続けたが、他はしっかり対応できた。
名古屋のオフェンスは後半も機能して、得点ペースを緩めずに逆転、リード
する展開。
特に目立ったのはエサトン。ガード陣とのPnRを中心に、リングにアタックするプレイは見事な連携で、次々とシュートを決めて18得点。
フランクスも要所でしっかりとペイントに侵入して18得点。
スミスはペースが速い茨城の展開に中々活躍出来なかったが、後半にインサイドで力を見せて14得点。
佐藤が3ptを3/4で決めて13得点。佐藤はディフェンスでもかなり効いていた。
中東は内外とバランス良く10得点。ペイント内でいいドライブを見せていた。
ケネディ以外の得点は後半には対応して優勢に試合を進めたが、ターンオーバーが23と改善せず。
これまで同じくターンオーバーが多かった茨城が11とかなり減らしていた。
シュート確率にかなりの差があるのに、そこまで点差を広げられなかったのはここがポイントでしょう。
今シーズンはターンオーバーとずっとお付き合いしていくテーマになりそう。
⭕️独自スタッツ
・スペインピック
1Q 0
2Q 0
3Q 1 フランクス-エサトン
4Q 1 フランクス-エサトン
前半は1度もやらず、今日はこのまま使わないかと思ったが、3Qラストに使って、伊藤アシストのエサトンのダンクに繋がるビッグプレイを生んだ。
・齋藤のフローターシュート
なし
今日はシュートタッチが良くなかった。途中から明らかにアシストに意識が向いていた。8アシストは見事。
・ペリメーターシュート
1Q 0
2Q 1 須田✖︎
3Q 1 フランクス○
4Q 1 フランクス✖︎
やはりソアレスがいないと多投しないかな。
・エサトンのP n R
1Q 4
2Q 5
3Q 5
4Q 8
齋藤、伊藤との芸術的なあわせを見せてもらった。
あのダイブからの流れるような身体の動き、柔らかいシュート。アリウープ。
そしてとにかくよく走る。
ディフェンスでは何度か連携が取れていないシーンが見られた。ブリッツを仕掛けるタイミングや、スイッチの判断など。これから試合を重ねて改善していきたい。