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B1第2節 GAME2 B.LEGUE2023-24 | 名古屋D VS レバンガ北海道

10/15  北海きたえーる


・注目ポイント

GAME1で苦しみぬいて、最後の最後に逆転して100点ゲームで勝った翌日。
上位に行くためには、この試合をきちんと勝ち切る事が求められる。

・試合結果

92-73
19点差で勝利。
3pt成功率 44.8%  13/29
FT成功率 82.1%   23/28
2ptの数字では北海道が上回ったが、上記のポイントでリード。
特にリバウンドで優勢で、41-26と大差がついた。

・選手にフォーカス


1. 須田

勝負の2Qに見事な連続スリーポイントを決めた。特にディープスリーは圧巻。チームに勢いをもたらした。
インタビューで、日本代表に呼ばれるまで、シューターという意識はなかった。
オールラウンダーで、守備に自信がある選手だったという記事を見て、なるほどと納得。ホーバス監督恐るべし。
まさにキャプテンという存在になりつつある。

2. フランクス

得点能力を披露した今、エースと呼ぶに相応しい。
パワーはないが、シュート力と、ランニングプレイからの長い手足を活かした得点が魅力。
視野も広い。
連携を深めて、ディフェンスでもっと力を発揮すれば、チームは完成に近づく。
ソアレスと共に、時間が経つにつれて他のチームの脅威になっていくはず。

・試合内容

1Q

北海道のディフェンスに押されまくる名古屋
昨日と全く同じ展開。不用意なパスでターンオーバー。
そしてインサイドでやられまくる。ハイポストからローポストへのパスで簡単にやられる。
ブルックスが大暴れしているのを止められない。北海道はビッグマンがゴリゴリやりながら、もう1人のビッグマンへのパスを常に意識している。
名古屋はタイムアウトを使い、メンバーチェンジをして流れを変えようととするが、なかなか上手くいかない。

途中、得点を重ねて少し雰囲気が変わったが、最後もまた北海道にやられて点差を広げられた。
ファウルトラブルが重くのしかかった。
20-30
30点はいくらなんでも取られすぎ。 

2Q

最初の2分間は引き続き苦しいまま。
しかし、北海道がアウトサイドのシュートを選択するケースが多く、それが全て落ちて助かった。
ブルックスにボールが渡ると中々止められないが、なぜかアウトサイドシュートを打ってくる。
名古屋は、須田がスリーポイントシュート時にファウルをもらい、フリースローをきっちり決めて、速攻からフランクスがワンハンドダンクを叩き込んで、一気にムードが変わった。
この1分間の攻防で試合は劇的な変化をとげた。
次の攻防も、北海道がミドルレンジのシュートを外し、名古屋はフランクスがスリーポイント。これで同点。
3分半で12-2のスコア。この結果だけ見ると、この間に北海道はタイムアウトを取ってもよかったかもしれない。
次のポゼッションで、須田のスリーポイントで逆転したところで北海道はタイムアウト。
直後は北海道はハイローの連携を見せて久しぶりの得点。ディフェンス強度も高めて名古屋はボールまわしが崩れるが、須田がディープスリーを沈めて、会場をどよめかせた。
名古屋はオフェンスでは、スペーシングが良くなった。狭いエリアでごちゃごちゃとやってターンオーバーというシーンはなくなった。
ディフェンスでは、ハイローのパスに事前に動けるようになった。スティールやパスミスを誘い、簡単にインサイドでやられなくなった。
このQ.オフィシャルタイムアウト時で22-4のスコア。
結果として、この3分間が勝敗の分かれ目だったのかもしれない。
その後も、名古屋ペースのまま経過して、
最終的に、このQのスコアは34-7。

その後

3Q立ち上がりに北海道が強度を上げてきたが、スミスがブロックショットとワンハンドダンクで流れを引き戻した。
それ以降は、シーソーゲームが続いて、拮抗した試合展開に。
4Qは北海道にファウルがかさみ、早々にチームファウルが5つに達して、ブルックスが5ファウルで退場。
北海道のシュートタッチが徐々に良くなってきたが、
名古屋は緩み過ぎる事なく、最後まで戦いきった。

・総評

名古屋は1Qの苦戦が何故だったのか、よく分からないが、2Qは見事。
どのように改善したのか、ぜひ知りたい。
オフェンスではスペーシングが良くなって、いいシュートを打てるようになっていた。
ディフェンスでは、インサイドでやられなかった。
見逃し配信で見返しても、北海道が何故かアウトサイドシュートを打ちすぎていたようにしか見えない。優位だったインサイドよりもアウトサイドシュートを選択したのは何故か。選択させられたのか。謎。

北海道はGAME1のオフェンスはやはり良すぎたのだろう。
ディフェンスチームなので、本来守り勝つのが理想のはず。

・余談

1. 速すぎる男、寺園

寺園のスピードが怖い。
伊藤と齋藤が置いていかれていた。
ドリブルの突き出しで、いきなりトップスピードになるようなイメージ。
スピードなら河村に匹敵しそう。

2. 露出が過ぎる人達

ハーフタイムに現れた、ボディービルダーたち。
フリースローを打つボディービルダーさん。
面白すぎるわ。


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