第6節 GAME2 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 対 川崎ブレイブサンダース
第6節 GAME2
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 対
川崎ブレイブサンダース
パークアリーナ小牧 11/20
バスケットLIVE観戦
スターター
名古屋
齋藤、中東、レイパークス、クラーク、エサトン
川崎
納見、前田、増田、マイケル・ヤングジュニア、ヒース
1Q
最初の名古屋のディフェンス、ヘルプの速さ、そしてローテーション、1対1の強度、全て申し分ない。これを続けていきたい。
オフェンスでは、エサトンのトラベリングになったシーン、結果はミスだがレイパークスとのP n Rのタイミングが昨日から良い。
流れの中から齋藤からエサトンへのアリウープパスが出た。ファールで止められてフリースロー。やはり名古屋のオフェンスの柱はエサトンが絡んだPnRか。1番安定感がある。
1分半経過して両チーム初めての得点。ディフェンス勝負から始まったが、どちらが前に出るか。
名古屋、ゾーンディフェンスからヤングジュニアへのダブルチームで封じる動きはさすが。昨日の対策ができている。
エサトンを起点にして、ボールと人のモーブが澱みない。クラークのキックアウトパスで中東のスリー。
次のディフェンスで止めれば主導権を握れそう。納見へのエサトンのダブルチームのプレッシャーでターンオーバーを誘った。主導権握りました。
クラークのディープスリーが決まり、7-0のラン。川崎タイムアウト。先制攻撃成功。
川崎の修正に注目。メンバーチェンジでどう展開するか。藤井とファジーカスがキーポイントか。
川崎、前田のスリーは落ちる。流れば変わらず。エサトンのリバウンドから齋藤が速攻。加速を緩めず一気にレイアップまで行ってファール。最初から行くつもりだったと見えて、ドリブルスピードがいつもとは違った。攻めの気持ちが全面に出ている。9-0
残り時間5分15秒。藤井のスリーでやっと9対3
ここから1Qの後半戦、点差を2桁まで広げるべき展開。一気に行けるか。
川崎はシュートの確率が上がってこない。名古屋のディフェンスのプレッシャーが落ちないので、得点の形が作れない状態。じわじわ点差が広がり、残り時間3分39秒。張本のバスケットカウントワンスロー。16対4
解説の石崎さんが言うように、今日の名古屋はPnRからのオフェンスを軸にしている。後は終わりまでディフェンス強度を維持して2桁点差のままこのQ終わりたい。
残り時間3分を切ったところで川崎のヒースが足を痛めるアクシデントでベンチに下がる。ここまでで17対4。川崎にとっては1番欠きたくない選手と言える。
その後はお互いにシュートを確率良く決めて23対10で終了。名古屋のディフェンスでスタートの主導権を取って、ペイントエリアを中心に得点を重ねたQでした。どこかでスリーが火を吹く展開か。
2Q
川崎が2-3のゾーンディフェンス。ビッグマンが足りない状況をどう工夫するか。鎌田の役割が非常に重要になる。それから熊谷もか。
名古屋のPnR中心のオフェンスが効果的で、クラークのスリーも好調。31対17で残り時間6分を切った。
ハーフライン際でのダブルチームからスティールして速攻。33対17で川崎タイムアウト。均衡が破れそうなタイミングで流れを切りにきたタイムか。名古屋としてはこの展開なので、このQで20点差をつける必要がある。
川崎がファジーカスのシュート力でなんとか繋いでいる。名古屋も苦しい所でンドゥールのミドルジャンパーの得点で繋ぐ。
それにしてもンドゥールのブロックショットは派手で迫力がある。名古屋の新しい武器だ。
今シーズンの川崎の試合はあまり見ていないが、オフェンスリバウンドを取りに行く戦術に変えたのだろうか。昨日からかなり取りに来ている。
残り時間3分を切って39対22。20点差に出来るかどうか。しかも外国籍はンドゥール1人で張本、レイパークス、須田、伊藤というメンバー。ビッグマンを休ませながらこれを達成するのが求められる。
前田のスリーの感触が良い。点差を逆に縮められて名古屋タイムアウト。そうそう簡単にはいかない。
残り時間1分半で張本にかえてクラーク。さらに1分を切って、エサトン、齋藤も投入。ここでまた得点を入れて後半に繋ぎたい時間帯。
エサトンのドライブでファジーカスの穴を突いてレイアップ。
しかしその後の得点は伸ばせず、43対29で終了。
名古屋にとっては課題の残るQになってしまった。ヒースが途中で離脱した中、川崎のスリーの確率が上がらない事で助けられている状態。
3Q
スタートは名古屋が優勢で入ったように見える。川崎のシュート確率はまだ上がらない。
2分経過したところで、PnRから齋藤の、プルアップスリーが決まって51対31。
少し時間がかかったが、勝負を決める20点差のラインを超えた。このQはこの点差を目安に、できればもう少し広げて余裕を持って最終Qにいきたい。
名古屋はディフェンスの強度を維持する事が重要。点差が広がる中で緩んでくるタイミングがどこになるか。
残り時間5分28秒で、60対34
ファジーカスがアンスポのファール。64対34。勝敗は決して、お互いに気持ちは切れていてもおかしくはない。
HCがどのようなプレーを選手達に求めるのかがここからは見えるか。
名古屋はタイムシェアに徹するのも選択肢ではある。
外国籍はンドゥール1人と張本という状態。残り時間2分で70対36。川崎もヤングジュニアと鎌田のメンバー。お互いにスモールラインナップで、スピーディーな試合展開になっている。
少し藤井のシュートが入り出した。そして名古屋のシュートが落ち出した。こうして見ると、ファジーカスがいない川崎は、ディフェンス強度は増すし、オフェンスも早くなる。新しいチーム作りに取り組んでいる序盤戦なのかもしれない。
須田のブザービータスリーは間に合わずという判定で幻に。70対41で終了。
4Q
川崎はファジーカスもヤングジュニアもベンチスタート。日本人だけの超スモールラインナップ。逆に名古屋は難しいQになるかもしれない。タイムシェアは必須。ある程度の強度は維持したいが、無理をせず流したくもある。
名古屋はまずは昨日から不調の須田にスリーを連続して打たせる選択。
外国籍を1人で、坂本と菊池を使う時間が長く取れている。しかし早く中務を使いたいと思うのだが。
残り時間6分で中務登場。クラークも投入して外国籍2人に。川崎もヤングジュニア投入。75対45
坂本がPGとして修行の時間。シーズンの後半戦のためにももっと経験して成長してほしい選手。
オフィシャルタイムアウト明け、名古屋はミスが目立つようになってきた。どのようにこの試合を締めるか。
残り時間3分でクラークを下げて、外国籍をエサトン1人に。75対52
坂本は川崎のガード陣にやられてしまっている。ここは坂本の時間帯という位置付けか。何とか打開してほしい。
それからもう1人のガード、レイパークスのPGのお試しでもありそう。
結果には繋がっていないが、タイムシェアと2人の経験の場にしている様子。
川崎は、ファジーカスが出てこないのは、アンスポに対する懲罰的な物かもしれない。HCからのメッセージか。しかし、このQは川崎の日本人選手達にとってはいい時間帯になっているように見える。
それにしてもここまで名古屋の得点が入らないのは少しストレスではあるかも。
坂本とレイパークスのため、また中務と菊池の時間と割り切れば納得できるが。
77対58で終了。80点にはのせたかったですね。12月は超タイトスケジュールなので、タイムシェアできた事が収穫か。代表選手が多いし。
デニスHCの言うとおり、ディフェンスは良かったし。
やはり何とも複雑な試合でした。