見出し画像

3度目の「満員御礼」御礼と、しつこいようですが何度でもテュルク諸語のすゝめ

ありがたいこと、この一言に尽きます。2021年度秋学期のオープンアカデミートルコ語、今学期も早々に「満員御礼」とのことで、何人かの方からもねぎらいのお言葉を賜るなどしました(まだ仕事はこれからなんですけどね!)

今月26日、水曜日に長かった(本当に長かった…!)夏学期も終わりを迎えますが、ここから継続でさらに秋も続けてくださる方がたくさんおられたようで、それが何よりうれしいことです。

こういうコースだと、学習段階が進むごとに受講者というのは往々にして減っていくものだという覚悟を以前からしていたのですが、今年は幸運だったのでしょう。講師の能力、気力の足りなさをものともしない意欲的な方がたくさんいらっしゃるのです。

ですので、オンラインとはいえ活気があるように思います。特に夏学期は受講生の方どうしということでも、春学期に比べて交流がもてたのではなかったろうかとひそかに期待してもいます。

細かいことですが、春学期から夏学期に変わった時に新しく導入したことが2つあります。1つは、「オフィスアワー」と称して講座の時間外に決まった時間をもうけて、質問、雑談含めてなんでもありの1時間を設定したことです。これが地味に大きかったのではないかな…と思うのですがどうでしょうか。

もう一つは、講座の時間内でグループワークの時間を導入したこと。トルコ語の練習問題が何問かあるとして、それを講師→受講者でやりとりすると、どうしてもほかの人たちからするとエアポケットのような時間になりがちですし、何より大勢の人が見ている、または聴いているところでターゲット言語について発言しないといけないという心理的な負担はどうしてもあっただろう、と思っていたのです。

どないしたらええもんかいな、と言っていたところに、「テュルク友の会」のメンバー各位などから、ほかのクラスではこういうやり方をやっているらしいですよ、等々、いろいろヒントをもらったのでした。

それまで、Zoomで少人数のグループに部屋を分けるという、いわゆる「ブレイクアウト・ルーム」を利用するという発想すらなかったのですよね。それで半信半疑で夏学期から導入してみたのですが、おそらく吉と出たのではないかなと思っています。受講者が比較的気軽にマイクをオンにできますし、一方的に講師から「正解/不正解」の判定をされる前に、受講生どうしでああなるこうなる、という確認が気楽にできるという面もあったでしょうし。

そういったことが、今年度のトルコ語の盛況につながったと言えるのでしょう。いやもう、ここはあえて言いましょう。

トルコ語、盛況と言えるでしょう??

いや、これは「テュルク友の会」の一員としても、または「オフィスぴの吉」主宰者の身としても大きいことだと思うんです。人気があるように見えること。この効果はきっとどこかでぼくらに還ってきてくれるはず。

画像1

そう信じつつ、ここはあえてさらにみなさまにアピールをしておきたい。トルコ語も楽しいですし、ほかのテュルク諸語も等しく(あるいはトルコ語以上に!!)楽しいですよ、と。

ふたたび、オープンアカデミーの講座一覧を見てみましょう。どうですか?テュルク諸語がたくさん見えませんか!?

ほらたとえば、これはトルクメン語

ほらたとえば、こちらはキルギス語

ほらたとえば、こちらにはウズベク語もありますね?

さらにさらに。タタール語もあるというんですから奥様方。どうですかこのテュルク諸語勢の充実ぶり!(って別にワイの功績ではないわけですけどもね!ガハハ!)

そう、トルコ語だけやあらしまへんねん。
テュルク諸語こそ、今アツいといえましょう。いえないことがありましょうか。いやない!!(超早口)

ちなみに、こちらの講座でもテュルク諸語についてレクチャーする回があるようですね。
そう、まさしく。「トルコ語だけではありません」。だからワイのnoteもこれほど毎日何か書いてみたくなるわけです。わかるでしょ。

そんなわけで、長々と書きましたが、要するに
トルコ語は今や人気の言語である!次年度以降の公開講座申し込みはきっと早めにやったほうがいいぜ!
・トルコ語だけやないで、テュルク諸語にも今はアクセスしやすくなってまっせ!

今回の要点としては、この2つですわな。これを長々と書くと、上記の通りになるってわけです。

そしてそして、我々テュル活の同志各位は、引き続きこのよき(よき?たぶんよき)流れのまま、さらにオレたちの趣味の世界を追及していこうぞ、という決意を改めて表明しておきましょう。

画像2

私自身も10年、15年前と比べるとトルコ語一筋、という人間ではすっかりなくなってしまいました。そこは、結構重要なファクターかもしれないのですが。ここで正直に書いておきます。

興味の幅が、昔に比べたら大きく広がっていると思います。それはアンカラでの経験もかかわっているでしょうし、最近の興味関心の影響もきっとあります。

しかし、それでもトルコ語が自分の軸になっているというのは今ももちろん変わりませんし、興味関心が広がった分の自分の見聞きしたことというのも、きっと良い方に向かう部分はあるだろう、と考えております。

まあともかく、この冬もぜひトルコ語を、あるいはテュルク諸語を。いっしょにやりましょう。さあやりましょう。すぐやりましょう!!

いいなと思ったら応援しよう!

吉村 大樹
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。Çox təşəkkür edirəm! よろしければ、ぜひサポートお願いいたします!いただいたぶんは、記事更新、また取材・調査のための活動資金に充てさせていただきます。