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【相反する】はよ来い vs. まだ来んといて【2つの感情】

最近は勉強したいとか、あるいは研究を進めたいという意欲がわりとみなぎっております。ええことです。それはね。ええことなんですけども。

いろいろと図書館で論文のコピーをとって目を通したり書籍を細々と買い足したりしているのですが、改めて基本的な知識を押さえておこうと思って書籍を買いたいと思うと、なんというんでしょう…

ほんとに毎回同じようなことをいいますが、お金いくらあっても足りませんねこれね??

で、研究費が使えればなあ…とふと頭によぎるわけです。いや、研究費は持ってますねんで。持ってはいるんです(ややドヤ顔ぎみに)。が。

実はですね…今年度、ほぼ使い切ってしまっているのです。えらいもので。それも秋ごろに。気がついたら、残額ほぼ残っていなかったという…。

何に使ったかって、それはもちろんトルコに行ったりとかアゼルバイジャンに行ったりしたでしょう。昨年。それの費用ですとか、物品の購入に充てたりとか。それに加えて、チュルク諸語や言語学の研究に必要な本もそれなりの冊数購入しました。

が、それでもまだまだ必要な本って出てくるんですよねえ…最寄りの利用できる図書館にそれがあればそれでもよいのですが、往々にして大学図書館にもなかったりします。で、そういうことに気づくたびに、使えるお金って限度があるんだよなあと誰もが知っている当然でしょそんなこと、的なことを改めて思うわけですね。もっといえば、本を置くスペースにだって限りがありますし。

ということで、冒頭のタイトルになった次第です。

「はよ来い」とは、もちろん新年度に対する心の叫び。来年度は来年度の予算があるんで、そこに早く入ってほしい…という気持ちですわな。

その一方で、年度が改まるということは…また仕事が自分に降りかかってくるということをも意味します。それを知覚した瞬間、「新年度、まだ来んといてくれ~」…とも思うわけです。やり残しのタスク、まだようけ残ってますねん…。

今年度はとりわけ、研究という点ではだいぶ遅れをとっているという自覚もあるので…。いや、充実はしていました。していましたが、想定外のイベントがたくさんありましたからね…。

もちろん、いうたかてしゃーなし、ではあります。わかってますねんで。わかってます。もうこの時期となってはとにかく手を動かすしかないんですけれども、やっている作業に詰まるたびに書籍の検索をしてみたり、シラバスを作成してみたり、その流れで手持ちの本に目を通してみたり…してしまうでしょ。にんげんだもの。みつをも言うてたでしょ。似たようなこと。

そうこう言いながら、新年度早よ来い vs. 新年度まだ来んな、の脳内せめぎあいはあと2か月くらいは続くことになるのでしょう。あーあ。しんどいっすわ…はよ楽になりたい…。いつそうなるかわからんけど…。

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吉村 大樹
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