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うまいこと店員さんに誘導されてちょっと高いペンを買ってしまった男
ペンはよく使うほうで、ノートなども手書きでよく書くほうなのでインクが切れるまで使い果たすということはけっこうよくあります。で、先日の石丸文行堂さんにひさしぶりに立ち寄った際に、そうだペンを買い足しておこうというので、量産タイプで手頃な価格ながらかなり書きやすいので気に入っているペンを買い求めました。
いやあこのペンなんですけど、コスパを考えるととてもすばらしい出来だと思っているのですよね。それで、2,3本買っておこうというので2階のペンが置いてあるところにすぐさま向かったのですが、ペンの種類が豊富でなかなか見当たらない。
で、偶然近くにいた店員のお姉さまにお尋ねしたわけです。トルコで鍛えられたコミュ力(りょく)はこういうところでパワーを発揮します(大げさだ)。シンプルな質問ですよ、「すみません、0.28mmのペンはどのへんでしょうか」と。
ただ、今思えば「このあたりが細いペンになるのですが…」と言われて、続けた一言が余計だったかもしれません。「あーこのへん…いや、0.38mmじゃなくて、0.28mmが欲しいんですよね」と。
ノートなどにものを書く時のペン、0.38mmでは線が太すぎて個人的にあまり好きではないのです。0.28mmがいちばんしっくりくるというので、極めて個人的な好みではあるのですが。ただ、赤ペンは太いほうがよかったりするので、色と用途によっても使いやすい太さというものは変わってくるということはありますね(ないですか?)。
そうしましたら尋ねられた側としては、0.28mmの太さのペンが置いてあるところ、ぜんぶお答えになりますわな…。もちろんお目当ての上記商品がおいてあるところはちゃんと教えていただいたのですが、「もしよかったら」とおっしゃるわけです。店員のおねいさん。「こちらなんかはどうですか」と。
悪魔のささやきですよ。「大変書きやすいというのでよく出ています」とかおっしゃる(正確には覚えていないのですが、なんかそういう感じのことをおっしゃったのだけは間違いないです)。テスト用のペンもあるので、よかったら試し書きもしてみてください、とも。
ちきしょう…めっちゃええやん…たしかに書きやすい。1100円ぶんの書きやすさはある(気がする)。(注:上記リンクはかなり割引が適用されていますが、店頭で見たときは1100円だったのです)
ただ、価格がなあ…とはその時もちろん思ったのですが。これ1本分って、シグノユニボール何本分だっけ、と。
しかし、言われてみればたしかに書きやすい。書きやすい…
1本くらい持っておいてもいいのかもしれないな?使ってみてよかったらよかったで、何か話のタネになるかもしれんし、よくないならよくないでネタにできるし(できるのか?)。
というわけで、買ってしまいました。ジェットストリームエッジ。なんかすごい名前ですけど。ペンなのにジェットストリームて。むしろネーミングのほうにエッジが効いてる気すらしてきますが、さておき。
うまいこと誘導されちゃったなとは思うのですが、そこはもう、幼少期からお世話になっている石丸文行堂さんですから。浜の町アーケードで昔から変わらず、つい立ち寄りたくなってしまう数少ない店ですからね。これくらいの買い物をしたってバチはあたりますまい。それに、昔大阪でとある先生がおっしゃってた。文房具にはこだわりなさいと。
ペンは、たしかに書きやすいと気分がいいというのはあるんですよね。もちろん高価なものを追求したらキリがないというのはあるのでしょうけど、多少は余裕があればいいものを買ってみるということは意識しておきたいとも思ってはいます。
まあ今回は、うまいこと購買欲を刺激されてしまったという、まあただそれだけの話ではありますが(店員さんがおねいさんだったからとかそういうことではないです。一応念のため書いておきます)。なんにしても、この新しいペンが功を奏して、語学のほうも仕事のほうも、ジェットストリームのごとくはかどってくれるといいですが、はてさて。
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