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日本海は何年ぶりだったか

というわけで、3日から新潟に来ていました。新潟は2度目の訪問でして、8年ぶりくらいになるのではなかったかと記憶しています。

翌4日(昨日ですね)が用件の日で、新潟大学のサハ語のエキスパートと面会しまして、研究のご相談など。技術的なこと、学術的なことを含むのでここではまだ詳細は書きませんが、やはり言語研究の人に会うというのは刺激を受けます。まして、同じテュルク諸語をやっている同志…

…と思っていたのですが、今回新潟を訪問するにあたって、わずかながらサハ語の文法に少し触れてみました。で、なんというトルコ語、アゼルバイジャン語といったオグズ系諸語(テュルク諸語のうち南西語群と呼ばれるグループの名称ですね)との違いかと。今までは漠然としたイメージをもっていただけですが、今回改めてサハ語を少しながめてみて、これは一筋縄ではいかないな、という感想を持った次第です。

なんというんでしょう、テュルク諸語って改めて、全然一枚岩じゃないなと。トルコ語とウズベク語の関係なんてまだまだ全然近いなと。やっぱり、全体を俯瞰するような視点というのを持った方がよさそうだということを改めて思い知らされたなという感想です。

そんなわけで、そういうことを教えていただいたという点では訪問できてよかったなと思いました。そして、やはり普段から研究をしておかないといけないなということも改めて。

なにかと雑事や仕事に追われる日々ではあるのですが、なんとか研究の時間を確保できるように。長崎に戻ったら心機一転といかないとな、と決意を新たにした次第です。

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さすがお米の生産で知られている土地、土産店にならぶバリエーション豊富な柿の種もまた迫力がありました。そういえば、アンカラにいるときは日本からのお土産でもらう柿の種に感激したことです。そんなことも思い出しました。

というわけで私、本日は長崎に戻る移動日となります。福岡経由にてホームタウンに戻る所存です。福岡で書店を眺める時間があればいいですね…みなさまもどうぞよき週末を。

※アゼルバイジャン語テストの続きはまた土曜日以降に更新します。すみませんお待たせしております。

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